【フルート初心者あるあるネタ】気づかずに悪い癖がついていることも・・・
執筆者紹介

当ブログでは、フルートを中心とした音楽情報に関するブログ記事を投稿しています
私の細かいプロフィールはこちらです
どーも、Irassaiです
「フルート吹いている時、左手がピンってなっちゃうんだよね〜」と言ったあるあるネタってありますよね
今回は、あるあるネタを紹介し、悪いあるあるについてはその攻略法について考えてみようと思います
実は、気づかぬうちに、悪いパターンにハマっていることも・・・
では、行ってみよう♫

この記事はこんな方におすすめじゃ
・フルート初心者にありがちなあるあるネタについて知りたい方
・あるあるネタを見て、悪いパターンにはまっていないか確認したい方
・悪いあるあるについて、攻略法について知りたい方
ちなみに、楽譜を自動で伴奏してくれるアプリがあることはご存知でしょうか??
Metronautは、自分の好みな曲を選択すると楽譜が表示され、さらに伴奏音源を流しながら自分の楽器を練習することができるアプリです
例えば、自分の好きな曲を選択し、ピアノ伴奏を流しながらフルートを演奏することができます
また、フルートをオンにすれば、お手本演奏として音源を聴くこともできます
今なら、1週間無料トライヤルを実施していますので、試しに使用してみてはいかがでしょうか
*リンク先が英語表記の場合がありますが、ダウンロード後は日本語表記になりますのでご安心ください。
また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください
フルートあるあるネタのアンケート結果

私のTwitterでフルートのあるあるネタについてのアンケートを実施しました
アンケート方法は、一度あるあるネタを募集し、そのあるあるネタの中から人気のあった4つについてアンケートを実施したものです。
結果としては、「連符を頑張って吹いても金管楽器にかき消される」が、113票中48.7%で1位でした
吹奏楽関係者ならば誰しもが味わったことのあるネタですね
ちなみに、実際に実施したアンケートのツイートは以下になります
あるあるネタを見て自分の間違いを見つけてみよう

今回は、ひたすら「あるあるネタ」について紹介していきます
その中には、単なる「あるある」もあれば、あまり良くない「あるある」もあります
あるあるネタに共感するだけではなく、自分が良くない「あるある」にはまっていないかチェックしてみましょう
ちなみに、フルート女子や男子のイメージについて考察した記事も書いていますので、こちらも合わせてご覧になってみてください
あるあるネタの傾向

私が考えたあるあるネタを分析すると、以下の11個の項目が2個に大別されました
<演奏関係>
音色・吹き方あるある
力みあるある
くせあるある
練習方法あるある
姿勢あるある
<考え方や思考関係>
フルート本体あるある
思い込み・勘違いあるある
掃除・手入れあるある
言い訳あるある
アンサンブルあるある
侮るあるある
演奏関係は、ついつい力んでしまったり、悪い姿勢で吹いてしまったり、間違った練習をしたりなどのあるあるネタです
一方、考え方や思考関係は、多くの人が思い込んでいたり、言い訳していたり、侮っていたりすることに関するあるあるネタです
これら11個の項目について、細かくみていきましょう
音色・吹き方あるある

自分の音色が汚すぎて嫌になってしまう
フルートを始めたての方は、フルートの音色に憧れているため、その音色を出そうと頑張ります
しかし、そのフルートの音色というのは、身近な音楽の中で聞いたことのある音色なのですが、それはすなわちプロの方が演奏した時の音色ですなので、当然そんな綺麗な音色を奏でることはできません
そのことにギャップを感じてしまうため、「自分は何でこんなに音色が悪いんだ」、「どうして綺麗な音が出ないんだ」と悩んでしまいます
この悩みを持っている方は、まず自分がイメージしている音色はプロの音色だということを認識することから始めましょう
フルートを長年やっている上級者ですら、プロの音色には敵いません
「フルートの実力=音色の綺麗さ」と言っても過言ではありませんので、初めは音が出なくて当たり前、綺麗な音色が出なくて当たり前だと思い直してみてください
そうすれば、少し楽になると思いますよ
カスカス音を消そうとする
これは実体験なのですが、初心者の頃はフルートを吹くと「カスカス」した音がよく鳴っていました
この音が、私は大嫌いでしたので、何とかこの音を消すことができないかと試行錯誤していました
しかし、いつまでたってもカスカス音を消すことができず、逆に気になるようになってしまって、演奏に集中できなくなってしまいました
そこで、どう克服したかと言いますと、「気にしなくしたら自然とカスカス音が少なくなった」ということです
つまり、気にしすぎていて、メンタルがやられていたということでした
実は、ある記事に「カスカス音を消すのではなく、良い音でカスカス音をかき消してしまいましょう」という内容がありまして、これにピンっときたのです
「カスカス音はフルートには必須である」という考え方もあるようですので、あまり気にせず、良い音色を出すことだけに集中してみましょう
なお、カスカス音を消す方法や音色を良くする方法については、以下の記事をご覧ください
低音を吹くときに、息の量を少なくしてしまう
第1オクターブのド、レ、ミなどの低音領域をフルートで鳴らすのは結構難しいですよね
その時にしがちなのが、吹き込む際の息の量を少なくしてしまうことです
実は、低音になるほど息の量は必要になります逆に、息のスピードはそこまで必要になりません
私の先生が低音を吹くときはかなり息を吹き込んでいて、低音なのにしっかりした音が鳴っています
なかなか低音が鳴らない方は、息の量を上げてみましょう♫
なお、低音に関しては以下の記事で詳しく紹介しています
高音を吹くときに、息の量を使いすぎる
高音領域を吹くときは、息のスピードが必要になります
なので、ついつい全力で吹いてしまうのですが、実は息の量はさほど必要ではありません
息の量までたくさん使ってしまうと、荒い音色に鳴ってしまいますので、息のスピードを上げつつ、息の量が多くなりすぎないように吹いてみましょう♫
なお高音ついては以下の記事もご覧ください
ピアノ記号で音量を小さくするため、音程まで低くなってしまう
これも体験談ですが、ピアノ記号(p)が出てくると音量を下げるあまり音程まで低くなってしまうことがよくあります
これは、息の量とともに息のスピードまで下がっているからです
ポイントは、息の量を下げつつも、息のスピードはキープすることです
ラ♭(ソ♯)の音程が下がりがちになってしまう
実は、フルートはラ♭(ソ♯)の音程が下がりがちな楽器なのです
これは構造上仕方がないことのようですので、この音を吹くときは音程が少し高めになるように吹くと丁度よくなります
息が続かない
すぐ息が上がってしまって、演奏どころではないというあるあるです
これは、効率的に息を使えていない、呼吸のタイミングが悪いなどの要因が考えられます
詳しくは、以下の記事をご覧ください
力みあるある

肩に力が入ってしまう
私もそうでしたが、初心者の頃は吹くことに集中するあまり、肩に力が入りがちになってしまいます
肩に力が入りすぎると、肩こりの原因になりますし、疲労も溜まりやすくなりますし、演奏が固く見えてしまいますので、演奏するときは肩の力を抜くようにすると良いですよ♫
唇に力が入ってしまう
初心者の頃は、音がなかなか鳴らないため、ついつい唇に力を入れがちですが、あまり力を入れすぎると余計な音(雑音)も鳴ってしまいます
ポイントは、唇に力を入れすぎず、抜きすぎずの適切な力加減を覚えることです
ついつい、唇に力が入りがちな方は、少し力を抜いてみましょう♫
なお、口の形(アンブシュア)については以下の記事で詳しく紹介しています
右手に力が入ってしまう
これは私がよく注意を受けていたのですが、知らず知らずのうちに右手に力が入ってしまいがちなのです
力が入りすぎると、疲労の原因になります
一度自分の演奏をする際に、右手に力が入りすぎていないか確認してみてください
クセあるある

演奏中に一切動かない
私もそうでしたが、演奏中は曲に集中するあまり、動きが固定された状態で演奏してしまいがちです
動きが一切ありませんと、見ている側は「演奏が固いな」という印象を持ってしまいます
曲に合わせて優雅に動いていると、上手に見えたりもしますので、演奏する際には曲に合わせて少し動きながら演奏するのがおすすめです
失敗すると演奏を止めてしまう
ついつい失敗すると、演奏を止めてしまったり、顔に出してしまったりしてしまいますよね
気持ちはよくわかるのですが、これをやってしまうとミスが大きくなってしまいます
演奏中に失敗しても、「失敗なんてしてないよ」と何もなかったかのように演奏を続けるのがコツです
意外とお客さんにはバレなかったりもしますので、練習中からミスをしてもバレないようにすることを意識していきましょう♫
練習方法あるある

本番前にルーティンを崩してしまう
本番が近づいてくると焦りますよね
気持ちはわかりますが、本番前だからこそ、普段の練習やルーティンを崩さないようにするのがコツです
焦って練習しすぎたりすると、気が滅入ってしまったり、手首を痛めるなど怪我をしてしまったりします
追い込むのは本番が近づく前にして、本番が近づいてきたらコンディションを整えることに集中していきましょう♫
たくさん練習したが、次の日に練習しない
これは私の持論ですが、フルートが上達するには、1日の練習量を増やすより、練習頻度を高める方が良いです
つまり、週末に7時間練習するより、毎日1時間練習した方が上達するということです
もちろん、好き嫌いもありますし、スケジュール的に週末以外練習できないなどの理由もあると思いますが、個人的には毎日コツコツ練習する方が上達は早くなると思います
基礎練習ばかりしてしまう
このあるあるに関しては、悪いことではないです
基礎練習は大事ですし、種類もたくさんありますので、「基礎練」と一言では言えないでしょう
しかし、私は「フルートは曲を吹いてナンボ」だと思っています
まずは、曲を演奏することを中心に考え、その演奏を良くするにはどのような練習を取り入れるかを考えたときに、初めて基礎練習が必要になると思います
特に、初心者のうちは、曲を中心に練習するのが良いと私は考えます
なお、基礎練習については以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらもぜひご覧ください
練習の優先順位を間違えてしまう
このあるあるは、「基礎練習ばかりしてしまう」に似ているのですが、目的を立てずに何となく練習していると優先順位を間違えてしまうことがあります
例えば、本番が近いのに、音色が綺麗でないからといってロングトーンばかり練習してしまうとか、音階の練習ばかりしてしまうとかをしてしまい、いざ本番になってもぎこちない演奏しかできなかったとなどのことです
まずは、練習する目的を明確にし、何が必要なのかを考えることから始めましょう
本番を想定した練習をしない
「練習」と聞くと、一人で部屋にこもって黙々と練習することをイメージしがちですが、それに加えて「本番を想定した練習」も必要だと思います
本番では、場所がホールだったり、観客がいたりしますので、緊張やプレッシャーと闘いながら演奏しなければなりません
そのような状況で力を発揮するには、人前で演奏する機会を増やしたり、わざと間違えてすぐ曲に戻れるようにするなどの、本番を想定した練習をすることが必要です
この考え方については以下の記事詳しく書いていますので、こちらも合わせてご覧ください
難しい楽譜に手を出してしまう
自分のやりたい曲が必ずしも簡単とは限らないですよね
なので、やりたい曲を優先するあまり、ついつい難しい曲を選んでしまうことがあると思います
これは、間違いではないと思いますが、初心者のうちにあまりにも難しい曲に挑んでしまうと、1つの曲に時間をかけすぎてしまい、上達の効率がやや落ちると思います
最初は、やりたい気持ちをグッと堪えて、適度なレベルの曲をたくさん練習するのがおすすめです
メトロノームを使わない(リズムを守らない)
これは私もやってしまっていたのですが、メトロノームを使わずに何となく演奏してしまうあるあるです
当時は、楽しめば良いやと考えてまして、伴奏CDに合わせて自由に吹いていたのですが、実はリズムを守らずに練習していると、アンサンブルをするときに合わせられない人になってしまいますし、上達も妨げます
上級者は必ずリズムを正確にとっていますし、初心者こそメトロノームを使って正確に演奏するクセをつけるべきだと思います
先生の言うことを鵜呑みにしてしまう
音楽教室などに通っている方は、先生の指導を参考に練習していると思います
もちろん、先生の指導通りに実践するのは間違いではありませんが、何も考えず鵜呑みにしてしまうのは少し違うかなと思います
理想的には、先生の指導を参考にしつつ、自分で工夫し上達していくことです
例えば、低音の指導を受けたとき、息の量がいることや口の形について学びましたが、後者の方は私には少ししっくり来ませんでした
なので、先生の指導を参考にしつつ自分なりに工夫すると、良い低音の音色を作ることができました
このように、良いところは吸収し、違うなと思ったときは自ら工夫していくことが大事です
楽譜への書き込みが少ない
先生の指導、アンサンブルでの合わせ、合奏の練習など、練習したときにいろいろポイントが出てくると思います
そのときに「うん、うん」と頷いているだけの方がいますが、絶対に忘れるのでポイントとなることは絶えずメモを取るのがコツです
なので、練習時には、筆記用具を持参し、こまめに楽譜に書き込んでいきましょう
楽譜への書き込みが多すぎる
今度は逆パターンです
一から十まで全てメモをとってしまい、結果的に書き込みすぎて楽譜が見づらくなってしまうことがあります
書き込むことは大事ですが、見やすいように工夫することも重要です
楽譜への書き込みは、ポイントを絞って見やすくなるよう心がけましょう♫
チューニングを怠る
皆さんは、練習前チューニングをしていますか?
慣れている方であれば、頭部管の抜き具合で大体音程が合うポイントがわかりますが、初心者のうちは難しいと思います
なので、慣れるまではチューナーを使って丁寧にチューニングをしてから、練習するようにしましょう
本番に出ない
これは人それぞれなので悪いわけではないのですが、音楽は人前でいつも通りの演奏ができるかどうかも実力の1つに入ります
ですので、可能であれば人前で演奏する機会を増やすのが上達への近道です
姿勢あるある

姿勢が固すぎる
皆さんはフルートを吹くときどのような姿勢で吹いてますか?
それぞれのスタイルがあるので、ある程度姿勢にバラエティがあって良いと思いますが、固すぎる姿勢は見ている側の視点に立つと演奏まで固く聞こえてしまいます
肩の力、全体の力を抜いて、リラックスした姿勢を心がけてみましょう♫
3点支持ができない
皆さんは、3点支持ができていますか??
初心者の頃は、フルートを安定して持つことが難しいと思います
フルートを持つポイントは3点支持で、口、左手の人差し指、右手の親指でバランスをとって持てるようになると、安定してフルートを持つことができます
3点支持を鍛えるには第2オクターブのドやド♯の運指をするのがおすすめです
この2つの運指はフルートのバランスが保ちづらいので、この運指で練習し安定して持てるようになれば、他の運指でも大丈夫と言うわけです
フルートだけ斜めにしてしまう
フルートを演奏するときは、フルートを斜めに傾ける姿勢もアリですが、その際フルートだけ傾けるのはあまりおすすめではありません
その場合は、一緒に首も傾けてやって、口とリッププレートが並行になるようにしてあげましょう
フルート本体あるある

格安フルートを買ってしまう
フルートって高額ですよね
なので、ついつい安いフルートを買ってしまう気持ちはわかりますが、あまりに安いフルートを買うのはむしろ逆効果です
主要な国内メーカーのエントリーモデルフルートで、価格が8万円程度ですので、これより明らかに安く、聞いたことないフルートは要注意です
これらのフルートは、作りが甘いため、そもそも音がキレイにならなかったり、物持ちが悪かったりします
なので、多少高額になりますが、初めてフルートを買う場合は、パールやヤマハのエントリーモデルを買うのが良いでしょう
詳しくは以下の記事で紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください
リングキィに手を出さない
「リングキィは私にはまだ早い」と思われるかもしれませんが、初心者だからリングキィにしないほうが良いというのはありません
リングキィは、音色がキレイ、音の振動が指に伝わる、正しいキィの押さえ方が身に付くなどのメリットがあるので、初心者の方はむしろリングキィの方が良いという考え方もあるくらいです
むしろ、カバードキィに慣れてからリングキィに変える方が苦労するので、初めからリングキィのフルートを購入するのはアリだと思います
フルートを購入するとき、先生の意見を鵜呑みにしてしまう
これも経験談なのですが、フルートを買う際にスクールの先生の意見を聞くのは良いことだと思いますが、鵜呑みにしてしまうとやや後悔することもあります
例えば、私が2本目のフルートを買ったときは、フルートを初めて2年目の時で、何となく良いフルートが欲しかったので先生に相談して、フルートをいくつか用意してもらって、パールの総銀製フルートを買いました
そのフルート自体は良いフルートなので特に問題があったわけではないのですが、今になって考えると、他にも有名なメーカーはあったので、他のメーカーのフルートも考慮すべきだったかなとも思います(今だったらムラマツの総銀を買っていると思います)
フルートは高額ですので、購入するときはあまり勢いで買わずに、事前によく調べてから購入しましょう
良いフルートを買うのにためらってしまう
初心者の頃は、値段の高いフルートを買うのにためらってしまいますよね
しかし、初心者だから高額のフルートを買ってはいけないことはありません
私はパールかヤマハのエントリーモデル(洋銀製や白銅製)をおすすめしていますが、その理由は今後やめてしまった場合、損害が小さくなるからです
本気で取り組む場合は、上質なフルートを最初から購入しても良いと思います
むしろ、高額なフルートはリングキィである場合が多いですし、初めから良いフルートのポテンシャルを伸ばすことにチャレンジできるので、メリットも多いです
また、フルートは値段が年々上がっているので、高額なフルートを買うのを後回しにしていると、ドンドン値段が上がっていきます(私のフルートは買った当時に比べ5万円ほど値上がってます)
自分の本気具合を指標にフルートを選んでみましょう
思い込み・勘違いあるある

本番に弱いのはメンタルのせいだと思ってしまう
本番で失敗すると「メンタルが弱いな」と思ってしまいますよね
しかし、本番で失敗するのはメンタルが弱いからではなく、本番を想定した練習をしていないからです
私も初めは本番に弱く、練習時の力を発揮できませんでした
しかし、人前で演奏する機会を増やして本番になれたことで、この弱点を克服することができました
本番で緊張してしまう人は、メンタルのせいにせず、人前で演奏する機会を増やしていきましょう
防音室は完全に防音するものだと思い込んでしまう
「部屋で練習するために防音室を買ったのに、全然防音してないじゃん」という経験をされた方はいませんか??
実は、防音室の多くは音を遮断することに力を注いでいるため、完全に防音できる防音室は稀です
完全に防音したい場合は、ヤマハのアビテックスなどの高級商品がおすすめですが、値段が高いです(75万円以上)
部屋で演奏できて、周囲にあまり迷惑をかけない程度で良いなら、もっと安い商品もありますので、目的に応じて購入すると良いでしょう
防音室については以下の記事もご覧ください
絶対音感に憧れる
音感がない方は絶対音感に憧れますよね
プロの方は絶対音感を持っている方が多いですし、「音楽ができる=絶対音感が必要=絶対音感がないとプロになれない」と思いがちですが、そうでもないのです
考え方にもよるのですが、音楽をする上では「絶対音感よりも相対音感の方が良い」という意見も多いのです
絶対音感の欠点としては、移調楽器に弱い、他の人と音程を合わせるよりも正しい音程をとることを優先してしまうなどが挙げられます
また、全ての音が音符となって聞こえてくるため、日常生活で苦しむことも多いようです
一方、絶対音感と似た用語に相対音感があります
相対音感は「基準音に対して、次に聞こえてきた音の音程差を正確に判別できる能力」のことで、例えば、ドの音を聞いたら、次になった音がわかるということです
絶対音感は幼少期に身に付けなければ二度と習得できないのに対し、相対音感は大人になってからでも身につけることができます
なので、絶対音感に憧れる必要はありませんし、音感を鍛えたいのであれば相対音感を目指してトレーニングすれば良いのです
フルートの調子が悪いのに自分のせいにする
練習していて急に調子が悪くなったことありませんか??
そういうときは「自分の調子が悪い」と自分のせいにしがちですが、意外とフルート自体が悪くなっている可能性もあります
例えば、以前毎日低音の練習をしていたとき、急に音が出しづらくなったことがありました
初めは、自分の調子が悪いからかなと思ったのですが、それ以降ずっと低音が出ないのです
これはフルートに何かあったかなと思い、リペアに診てもらったら、ネジが緩んでいたとのことでした
ネジを締めてもらったら、元通り低音が鳴るようになったとさ♫
このように、フルート自体が原因である場合もありますので、違和感が続くようでしたらリペアの方に診てもらうのが良いですよ
なお、メンテナンスについては以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらもご覧ください
オーバーホールを勘違いする
「オーバーホール」と聞くと、フルート全体を調整すると思いがちですが、オーバーホールとは総称のことで、タンポを全部交換するという意味もあるようです
なので、「オーバーホールをお願いします」と頼むと、リペアの方が勘違いする可能性がありますので、具体的に何をメンテナンスしてほしいのか相談しましょう
楽器演奏可能物件を勘違いする
「楽器演奏可能な物件」と聞くと、どんな種類の楽器でも一日中好きなだけ演奏できると思いがちですが、実際は全然違います
実は、「楽器演奏可能な物件」には、楽器防音物件、楽器遮音物件、楽器可物件、楽器相談物件の4種類があります
上述した演奏ができるのは「楽器防音物件」だけで、それ以外の物件はいろいろ制限があります
なので、楽器演奏が可能な物件を探すときは、上記4種類のどの物件に該当し、どんな制限があるか必ず確認しましょう
掃除・手入れあるある

掃除を怠る
フルートを演奏し終わったら、必ず掃除をして片付けましょう
めんどくさい、一日くらいならいいやと掃除を怠ると、ドンドンフルートが劣化していきます
日々の掃除をきちんとしていると、メンテナンス頻度を抑えることもできますので、節約にもなります
管の接続部の掃除を怠る
頭部管、菅体、足部管のそれぞれの接続部の掃除を怠ると、接続箇所がドンドン固くなっていきます
すると、接続したり、外したり、ずらしたりするのに力が必要になり、力ずくに外した結果、頭部菅が吹っ飛んでしまったりすることも
接続部と管の内側もクロスでしっかり拭いてあげましょう♫
黒ずみはむしろ味がある
長年フルートを使っていると、どんなに丁寧に掃除していても黒ずみが出てきますよね
これはしょうがないので、バズクリーナーで落としたり、リペアさんに落としてもらったりできますが、実は意外と「味がある」ということで放置するのもアリです♫
ビンテージ感が出てくるので、黒ずみをあえて残す方もいらっしゃいます
言い訳あるある

練習しないの?・・練習場所がないからしょうがないのさ♫
練習場所がないのを言い訳にしちゃう悲しいあるあるでございます
気持ちはよくわかりますが、頑張って探せば練習場所はたくさんありますので、まずは探してみましょう
参考までに、おすすめの練習場所については以下の記事をご覧ください
練習しないの?・・忙しいんだよね〜
これもよくありますよね
そういう場合は、何とか時間を作る努力をしてみましょう
朝少し早く起きる、仕事が終わったら必ず練習するなど、練習するクセやルーティンを作ると良いでしょう
音が出ないからもう辞めるわ〜
フルートの難関の1つは簡単に音が出ないことです
なので、なかなか音が出ずにやめてしまう人は多いですよね
しかし、音が出た後はドンドン上達しますし、音色がキレイになっていく楽しみもフルートの醍醐味です
何とか、最初の難関を切り抜けましょう
アンサンブルあるある

アンサンブルなのに自分中心で演奏してしまう
アンサンブルなのに人に合わせず自分のリズムで演奏してしまうあるあるです
アンサンブルはみんなで作り上げるもの、楽譜を中心にみんなで合わせることを忘れないようにしましょう
アンサンブルで相手に合わせようとしすぎる
皆さんは、アンサンブルするときみんなと合わせようとしすぎていないでしょうか?
合わせることは大事ですが、合わせようとしすぎるとそれはそれで合わなくなります
例えば、私はよく人に合わせようとしすぎるあまりテンポが遅くなってしまうことがよくありますそして、相手も私に合わせようとしてくれるので、ドンドンテンポが遅くなるのです
ファースト(その曲の旋律を演奏する人)はある程度自分のペースで引っ張っていっていくべきですし、それ以外のパートはファーストに合わせていくのです
また、人に合わせつつも楽譜のテンポを中心にやるのがコツですね
なお、アンサンブルについては以下の記事で詳しく書いていますので、こちらも合わせてご覧ください
侮るあるある

著作権を侮る
皆さんは、著作権をご存知でしょうか??
音楽をしていると、多かれ少なかれ関わってくる法律です
例えば、曲や楽譜は著作権が発生するので、お金が発生する状況で人の曲を演奏したりするのは著作権侵害になります
その場合は、JASRACや本人に申請をして許可を得なければなりません
詳しくは以下の記事で紹介していますので、一通り勉強しておきましょう
コードを覚えない
これはクラシック系の方に多いあるあるですね
クラシックの楽譜にはコードが記載されていませんし、フルートは主旋律を吹くことが多いので、あまりコードを意識しないのですが、コードや音楽理論を知っているとより音楽に深みが出てきます
自分で作曲したり、アレンジしたりすることも可能になりますので、演奏と同時に音楽理論を勉強することもおすすめです
メンテナンスを侮る
ついついめんどくさくて、メンテナンスに出すのをやめたりすることありますよね
しかし、メンテナンスを怠ると、ドンドンフルートが劣化していきますし、その分修理に費用がかかってしまいます
特に異常を感じなくても、1年に1回はメンテナンスに出すようにしましょう
リップクリームをつけてしまう
私はついやってしまうのですが、冬になり唇がカサカサしてくると、反射的にリップクリームをつけてしまうのですが、その状態でフルートを吹くとツルツル滑って演奏しづらくなります
なので、フルートを演奏する前はリップクリームをつけない方が無難ですよ
他の人のフルートと紛れる
経験談なのですが、当時私は自分のフルートの特徴を掴んでおらず、適当に机の上に置いておいたら、みんなが同じ場所にフルートを置いたため、自分のフルートがどれだかわからなくなってしまったのです
パッと見、みんな銀のフルートなので結構見分けがつかないんですよね
自分のフルートの刻印、製品名、その他特徴を掴んでおくと良いですよ
肩こりを侮る
フルートをやっていると肩こりますよね
フルートの姿勢上しょうがないと思いますが、放置しておくとドンドン悪化します
適度なストレッチ、鍼灸院、整体などを駆使して自分の体のケアも怠らないようにしていきましょう
難聴を侮る
滅多になりませんが、音楽をやっている人は少なからず難聴になるリスクがあります
難聴は、大音量の状況下にいると発症しますので、オーケストラやバンドでライブされている方、またはそれらをよく聞きにく方は注意しましょう
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・・
<演奏関係あるある>
音色・吹き方あるある、力みあるある、
くせあるある、練習方法あるある、姿勢あるある
<考え方や思考関係あるある>
フルート本体あるある、思い込み・勘違いあるある、
掃除・手入れあるある、言い訳あるある、
アンサンブルあるある、侮るあるある
最後までご覧になって頂き有難うございました
ちなみに、楽譜を自動で伴奏してくれるアプリがあることはご存知でしょうか??
Metronautは、自分の好みな曲を選択すると楽譜が表示され、さらに伴奏音源を流しながら自分の楽器を練習することができるアプリです
例えば、自分の好きな曲を選択し、ピアノ伴奏を流しながらフルートを演奏することができます
また、フルートをオンにすれば、お手本演奏として音源を聴くこともできます
今なら、1週間無料トライヤルを実施していますので、試しに使用してみてはいかがでしょうか
*リンク先が英語表記の場合がありますが、ダウンロード後は日本語表記になりますのでご安心ください。
また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください
楽器を売りたい方へ

使わなくなった楽器や古い楽器の整理をしたいけど、廃棄するのがもったいなかったりしますよね
そんな時は、出張買取が便利ですよ
出張買取は、業者が自宅まで赴き楽器の査定してくれます
そして、気に入った金額ならばその場で支払いをし、楽器を引き取ってくれるのです
しかも、買取が不可能でも楽器を引き取り廃棄してくれる業者もあります
私がおすすめなのは楽器の買取屋さんで、出張費、査定費が無料で、当日支払いも可能なのです
電話での応対も丁寧ですので、もし不必要な楽器の処分に困っていたら、電話で相談してみましょう
また、以下の記事では楽器買取について詳しく紹介していますので、興味がある方は以下の記事もご覧になってみてください
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません