【ビンテージフルート】名器と謳われたルイロット、ヘルムートハンミッヒなどをご紹介♫
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どーも、Irassaiです😎
洋服のビンテージとか、サックスのビンテージとか、色んな世界にビンテージ製品はありますが、実はフルートにもあります🤩
今回は、代表的なフルートのビンテージであるルイ・ロットとヘルムート・ハンミッヒを中心に紹介していきたいと思います🤩
では、行ってみよう♫
この記事はこんな方におすすめじゃ
・ビンテージフルートについて知りたい方
・昔のフルートについて興味がある方
・老舗のフルートメーカーについて知りたい方
ちなみに、楽譜を自動で伴奏してくれるアプリがあることはご存知でしょうか??
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また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください👍
ビンテージとは
語源
ビンテージ(vintage)とは、もともとワインの用語で、ブドウを収穫してから醸造して瓶つめするまでの工程のことを言います😍
また、ビンテージは、ブドウの収穫年のことも指します🤩
この言葉が転じて、ファッションや楽器などで、古い希少な商品をビンテージと呼ばれるようになったようです😆
意味
ビンテージは、ただ単に「古い物」を指すのではなく、古くなることで価値が上がったものを指します🤩
例えば、単純な古着はビンテージではないですが、50年以上前のリーバイスのジーンズは市場価値が上がっているので、ビンテージとなります😊
楽器の例で言うと、ヴァイオリンのストラディバリウスがビンテージの最高峰でしょう😍
ファッションでのビンテージ
ファッションでは、アメリカの関税の法律の違いにより用語が分けられているようです😍
製造されてから30〜99年経過しているものを「ビンテージ」と言い、それ以上経過しているものは「アンティーク」と呼んでいるようです😊
フルートにおけるビンテージ
楽器におけるビンテージには明確な定義がないようです😍
従って、今回紹介するフルートのビンテージは、「古くなることで価値が上がったもの」という定義に基づいて紹介していきたいと思います😘
ビンテージと呼ばれるフルート
「古くなることで価値が上がったフルート」と定義づけると、かなりの数のフルートが該当してきますので、ここでは代表的なビンテージを紹介していきたいと思います😊
オールドフレンチ
フランスのビンテージフルートです😊
代表的なブランドは、ゴッドフロア、ルイ・ロット、ボンヴィル(ボンヌヴィル)、クェノン(ケノン)です😎
特にルイ・ロットはランパルが使用していたことでも有名ですね😍
なお、偉大なフルーティスト「ジャン=ピエール・ランパル」については以下の記事で紹介していますので、ご覧ください😊
ゴッドフロア(Godfroy)
ベーム式フルート以前の時代から創業しており、ルイ・ロットやボンヴィルの出身でもあるフランスの工房です😎
ゴッドフロアのフルートは、まず市場で見つけられないようですが、歴史的な価値が非常に高いフルートに間違いありません🤩
ルイ・ロット(Luis Lot)
ルイ・ロットにより製作されたフルートです😊
彼は、1855年にゴッドフロアの工房から独立して自身の工房を立ち上げ、歴史的なフルートを製作していきました😃
その後、1952年にマリゴ・ストラッサー社に吸収されています😚
ルイ・ロットについては後で詳細を述べていきます😆
ボンヴィル(Auguste Bonneville)
ルイ・ロットと同様に、ボンヴィルもゴッドフロアの工房で働いており、ルイの20年後に独立してブランドを立ち上げています😊
ケノン(Couesnon)
ルイ・ロットやボンヴィルよりも後の時代のメーカーです😊
ケノンで有名なのは「モイーズ・モデル」で、1930年台のフルートになります😍
マルセル・モイーズが使用していたということでかなりの価値があります😚
オールド・ジャーマン
ドイツのビンテージフルートです😎
ここでは、代表して「ヘルムート・ハンミッヒ」をご紹介したいと思います😆
「ハンミッヒ」は現在でも販売されている有名なブランドで、200年以上の歴史があります😆
その中で有名なビンテージフルートなのが「ヘルムート・ハンミッヒ」です🤩
ヘルムート氏(1907-1995)の製作したフルートで、上記で紹介したオールド・フレンチと比べると、近代のフルートになります😄
その後のハンミッヒ一族の作品で、ヘルムートの作品を超えるものが作られていないということで、傑作品として扱われています😁
現在のヘルムートの使い手として有名なのは高木綾子さんですね😍美しくも重厚な音色が印象的です😆
こちらも詳細は後述していきます😘
なお、高木さんを紹介した記事も作っていますので、興味がある方はこちらもご覧ください😊
オールド・アメリカン
アメリカのビンテージフルートです😘
有名なのは、オールドヘインズとオールドパウエルですね🤩
両社ともに現在も製作・販売をしている老舗フルートメーカーです😎
これらの昔の作品をオールドヘインズやオールドパウエルと呼ばれ、ビンテージとして扱われています😆
なお、パウエルやヘインズに関しては以下の記事紹介していますので、ご覧ください👍
ルイ・ロット(Luis Lot)
ルイ・ロット製フルートは、ルイ・ロットが1855年に立ち上げた工房で製作されたフルートです🤩
ルイ・ロット工房
創業者のルイ・ロットはフランスのゴッドフロア工房で働いており、工場長まで務めています🤩
1885年に独立し、パリのマルモントルに工房を建てました😍
その後、1952年にマリゴ・ストラッサー社に吸収され終焉します😱
その間、約10,400個のフルートを製作、頭部感に製造番号とルイ・ロットが刻まれています🤩
ルイ・ロットの素材
ルイ・ロットがフルートを製作していた時代は、金属の精錬技術が低かったため、銀に多くの不純物が混ざっていました😍
銀以外の含有物は銅、プラチナ、亜鉛、マンガンがあり、中には有害物質とされる水銀、カドミウム、鉛なども含まれていたそうです😊(現在のフルートにはこれらの有害物質は入っていません)
人気のルイ・ロット
ビンテージとして特に人気が高いのは、ルイ・ロット自身が製作した1875年までのフルート、その後継者によって作られた1900年初頭のフルートです😊
特に、6000番台の以前のフルートが人気なようです😆
マリゴ・ストラッサー社のルイ・ロット
通常のルイ・ロットの刻印は「L.L LOUIS LOT PARIS」ですが、「L.L LOUIS LOT PARIS FRANCE」と刻まれたものもあります😊
これは、ルイ・ロットがマリゴ・ストラッサー社に吸収されて以降作られた製品になります🤩
マリゴ・ストラッサー社は、1974年ごろまでルイ・ロット製フルートを作製していたようで、その後オーボエを中心とした販売に舵を切ったそうです😃
ヘルムート・ハンミッヒ
ドイツのヘルムート・ハンミッヒ(Johannes Helmuth Hammig)により製作されたフルートです🤩
ハンミッヒは230年以上の歴史を誇る有名なフルート、ピッコロメーカーで、近年ではピッコロメーカーとして有名ですね😊
ハンミッヒ一族
引用:http://www.global-inst.co.jp/misc/hammig20200401.pdf
1780年頃にハンミッヒは創業され、現在9代目になります🤩
特に重要なのは、7代目のアウグスト・リヒャルト(August Richard Hammig)とフィリップ(Paul Philipp Hammig)が、リッタース・ハウゼン(テオバルト・ベームの弟子)にフルート製作を師事し、ハンミッヒの技術を飛躍的に向上させたことです😘
現在のブランドは、フィリップ・ハンミッヒ(P.ハンミッヒ)、ヨハネス・ゲルハルト・ハンミッヒ(J.G.ハンミッヒ)、アウグスト・リヒャルト・ハンミッヒ(A.R.ハンミッヒ)の3つです😍
P.ハンミッヒとA.R.ハンミッヒは上述した7代目のアウグスト・リヒャルトとフィリップが由来です🤩
A.R.ハンミッヒは、9代目の4人が立ち上げたブランドになります😎
本題のヘルムート・ハンミッヒ氏は、アウグスト・リヒャルトの息子で、8代目になります🤩
なお、ハンミッヒはピッコロに強みを持つメーカーになります😍
ピッコロについては以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらも是非ご覧ください👍
ヘルムート・ハンミッヒ
ヘルムート・ハンミッヒ氏(1907年-1995年)による作品は、フルートとピッコロを合わせ、約460本ほど製作されたようです😆
1971年に息子が亡くなり、それを機にフルート製作を辞めてしまったそうです😂
製作されたフルートはすべてカバード・キーだったようです😘
オールドヘインズ
ヘインズフルートとは、アメリカのWm.S ヘインズ社により製作されたフルートで、現在でも販売されている高級ブランドです😊
ヘインズは黄金期と呼ばれる時期がありまして、1950年代前半~1960年代前半に製作された、製造番号25000~33000番代のヘインズフルートを「オールドヘインズ」と言います😍
ヘインズ及びオールドヘインズについては上述した「ヘインズフルートとは?」という記事で詳しく紹介していますので、ご覧ください😆
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・
<有名なビンテージフルート>
ルイ・ロット
ヘルムート・ハンミッヒ
オールドヘインズ
お疲れ様でした😎
最後までご覧になって頂き有難うございました😍
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