【海外フルートメーカー】パウエルフルートとは?特徴、価格、評判、歴史などなどご紹介します♫

2023年3月26日

どーも、Irassaiです😎

パウエルって知ってますか??

アメリカのフルートメーカーなのですが、プロも使用する一級品ブランドです😁

今回は、パウエルフルートの商品、特徴、評判、歴史などについてご紹介したいと思います😘

では、行ってみよう♫

Irassai

この記事はこんな方におすすめじゃ

ポイント

・パウエルフルートに興味がある方

・パウエルについて知りたい方

・外国のフルートメーカーに興味がある方

なお、フルートを演奏するときに、「伴奏音源が合ったら練習しやすいのにな」と思ったことありませんか??

実は、伴奏音源を流してくれる手軽なアプリがあるんです😍

伴奏音源を流してくれるお手軽なアプリについては以下の記事で紹介していますので、こちらも是非ご覧になってみてください👍

パウエルとは

1927年にVerne Q.パウエルにより創設されたアメリカの老舗フルートメーカーです😎

2016年にBuffet Cramponに買収され、現在では世界中で親しまれている一級ブランドとなっています😘

日本人のアーティストでは清水理恵さん上野星矢さんらが使用しています😊

なお、プロのフルート奏者が使用している楽器についてまとめた記事もありますので、こちらもぜひご覧ください👍

パウエル商品ラインナップ

ソナーレ・フルート

特徴C-foot(円)B-foot(円)
頭部管銀製、管体・キー洋白製銀メッキ仕上げ280,500302,500
管体銀製、キー洋白製銀メッキ仕上げ473,000506,000
参考情報:ドルチェ楽器

*B-foot:H足管

パウエルといえば高級品のイメージですが、近年ではリーズナブルな商品も販売しており、ソナーレはその代表です😎

ソナーレはイタリア語で奏でるという意味のようです😘

シグネチャー・フルート

特徴C-foot(円)B-foot(円)
総銀製874,500896,500
総銀製、Eメカニズム付990,0001,012,000
参考情報:ドルチェ楽器

パウエルの総銀製フルート😎

シグネチャーは「証」ということで、

パウエル社のクオリィティ(品質基準)を備えていることを意味しているようです😘

ハンドメイド・コンセルヴァトリー・フルート

特徴C-foot(円)B-foot(円)
総銀製1,463,0001,485,000
オーラマイト(9K Gold & Silver)1,815,0001,848,000
参考情報:ドルチェ楽器

お手製ハンドメイド・コンセルヴァトリー・フルートです😎

ドローントーンホール仕様で、材質はSilverとAurumite(オーラマイト)の2種類😘

「コンセルヴァトリーSilver」は、ハンドメイドモデルと全く同じスターリング・シルバーを使用した総銀製😁

「コンセルヴァトリーAurumite」は管体の外側が9K Gold、内側がSilverの重層構造😍

ヘッドジョイントのリップ部分は9K Goldです😙

オーラマイトとは、金と銀を金属的に合致させた材質で、1986年にパウエル社が開発、フルートの素材として取り入れて特許を取得したものです😎

ハンドメイド・コンセルヴァトリーモデルのオーラマイトは、外側が9KGold、内側がSilver😘

ハンドメイドオーラマイトは内側が14KGold、外側がSilver😍

ルビーオーラマイトと呼ばれる内側がSilver、外側が14KGoldの3種類がラインアップされています😁

ハンドメイド・フルート

特徴C-foot(円)B-foot(円)
総銀製2,563,0002,585,000
オーラマイト(Silver & 14K Gold)3,146,0003,190,000
ルビー・オーラマイト(14K Gold & Silver)3,520,0003,575,000
管体10Kゴールド、トーンホール&キー銀製4,125,0004,180,000
総10Kゴールド6,919,0006,985,000
管体・トーンホール14Kゴールド、キー銀製5,368,0005,445,000
総14Kゴールド8,838,5008,926,500
管体18Kゴールド、キー銀製6,633,0006,710,000
管体18Kゴールド、キー10Kゴールド9,427,0009,515,000
総18Kゴールド12,727,00012,815,000
管体19.5Kゴールド、キー10Kゴールド9,416,0009,515,000
管体19.5Kゴールド、キー14Kゴールド10,076,00010,175,000
管体プラチナ、キー銀製時価時価
管体プラチナ、キー14Kゴールド時価時価
参考情報:ドルチェ楽器

ここからがパウエルの真髄ハンドメイド・フルートです😎

トーンホールの形成方式により、ソルダードとドローン、2つのモデルがあります😘

(トーンホールの仕様)

・ハンドメイド・ソルダード

トーンホールの立ち上げ部分に後付けをする方法をソルダードと呼びます。

パウエルではソルダードを進化させたSilver Brazed方式によって接着しています。深い響きを醸し出すことができます。

・ハンドメイド・ドローン

管体から引き上げてトーンホールを形成する方式です。一体型のため、音色のコントロールが自在です。

引用:ドルチェ楽器

なお、パウエルも含めた海外メーカーのフルートの比較をした記事もありますので、こちらも合わせてご覧ください👍

ハンドメイド・木管フルート

特徴C-foot(円)B-foot(円)
管体グラナディラ製、キー銀製2,464,0002,530,000
管体グラナディラ製、キー14Kゴールド7,029,0007,106,000
管体モパネ製、ポスト、リブ14Kゴールド3,784,0003,850,000
参考情報:ドルチェ楽器

1997年春、パウエル社創立70周年のスペシャル・プロジェクトとして発表された木管フルートです😎

「モパネウッド」は南部アフリカ原産の木材で、歴史的に高級装飾品としての人気が高く、近年クラリネット等に使用され高い評価を得ているようです🤩

パウエルオリジナルバック

引用:ドルチェ楽器

パウエルオリジナルバッグ

リュック ショルダー2way レザー(右)、価格(税込):¥33,000

リュック ショルダー2way ファブリック(左)、価格(税込):¥27,500

パウエル社の歴史

パウエル社概要

社名:VERNE Q. POWELL

事業所と製造所:アメリカ マサチューセッツ州

リンク:https://www.powellflutes.com/ja/

歴史

1910年:宝石商を本業としていたVerne Q.パウエルは、1ドル硬貨や腕時計の枠、スプーンなど、手に入れられるシルバーをすべて使って、自分のためにフルートを作った。この驚くべき金属作業の技巧によって、彼はボストンのヘインズ社で仕事を得ることになった。

1926年:Verne Q. パウエルは、フルートのための小さな工房を構え、翌1927年ボストンにVerne Q. パウエル・フルート社を設立した。

1928年:14Kゴールド、ピッコロ、アルトフルートを開発した。

1930 年:これらの楽器が世界中で認知されるようになり、米国のオーケストラで有名なブランドとなった。

1937年:最初のプラチナフルート(#301)が開発された。

1950年:初めて14Kホワイトゴールドフルート(#900)が開発された。

1961年:Verne Q. パウエルはマネージャーだったEd Almeida, Elmer Waterhouse, Ed Machon, Richard Jeromeに会社を売った。

1982年:パウエル社はRobert J. Viola 及び James Phelanに売られた。

1986年:Steven WasserがCEOになった。

1987年:最初のオーラマイト・フルートが開発された。

1993年:2100、3100シリーズフルートが開発された。

1997年:初めてグラナディア木管フルートを開発した。

2002年:75周年に、2100、3100シリーズに代わりコンセルヴァトリー・フルートやソナーレ・フルートが開発された。

2003年:シグネチャー・フルートや19.5Kローズゴールドフルートが開発された。

2007年:ドローントーンホールの特許を取得

2011年:NASAの船上員であるCol. Cady Colemanが宇宙ステーションでパウエルフルートを演奏した。

2014年:初めてルビー・オーラマイト・フルートを開発した。

2016年:パウエル社はBuffet Cramponに買収された。

Verne Q.パウエルは、元々ヘインズ社で働いていたんですね😍

ヘインズはパウエルと同様にアメリカの老舗フルートメーカーで、日本人にも好まれている高級フルートになります😆

ヘインズに関しては以下の記事で詳しく紹介しています👍

Buffet Crampon

事業:楽器専門メーカー

本社:フランス

創業年:1825年

ブランド数:12

売り上げ:100万ユーロ

海外拠点:米国、日本、中国、ドイツの4カ国に現地法人を置き、数百もの楽器店と直接取引

日本の公認特約店:270店

リンク:https://www.buffetcrampongroup.com/ja/

(ブランド)

・ANTOINE COURTOIS:トランペット、フリューゲルホルン、トロンボーン、サクソフォンなど

・B&S:

・BESSON:金管楽器など

・BUFFET CRAMPON:

・HANS HOYER:金管楽器など

・J. SCHERZER:

・JULIUS KEILWERTH:

・MELTON MEINL WESTON:

・PARMENON:フルートなど

・RIGOUTAT:オーボエ

・VERNE Q. POWELL:

・W. SCHREIBER:

パウエルフルートの音色

さて、問題の音色ですが、Youtubeでフルート奏者の立花さんが吹き比べのレビューをしてくれているので、そちらをみてみましょう♫

リンク:https://www.youtube.com/watch?v=wbt3nHARVvs

いかがだったでしょうか??

私の個人的な意見を述べると、特に総金製フルートの音色が素晴らしいと思いました😁私は総銀製の音色が好みなのですが、ことパウエルに関しては総金製の音色にひかれまして、パウエルの特徴なのかなと思いました😙

パウエルフルートは主にはドルチェ楽器、他の楽器店でもフェアをやっているので、実際に試奏してみるのが良いと思います😊

私も一度ドルチェ楽器にて総銀製フルートを試奏させて頂いてます😎そちらのレビューやドルチェ楽器については、以下の記事ご覧ください😆

まとめ

さて、本記事をまとめますと・・・

・パウエル社はアメリカの老舗フルートメーカー。

・ハンドメイド・フルートは全14種類、250万円以上。

・パウエル社は、Verne Q.パウエルにより設立され、現在はBuffet Cramponの傘下。

最後までご覧いただき有難うございました😎

なお、以下のnoteではフルートの選び方について紹介した記事を投稿しています😆

フルートの選び方、フルートメーカーの紹介と比較、中古フルート、特殊管、おすすめ楽器店、対象者別おすすめフルートなどについて、全22,400字におよぶボリュームとなっています😍

このnoteを読めば、国内で入手できるフルートについて一通り理解することができるので、興味がある方はぜひこちらもご覧になってみてください👍

ちなみに、ヘインズに関する記事も作成していますので、よければこちらもご覧になってください😎

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また、以下の記事でおすすめ音楽教室をランキング形式で紹介しています😆

おすすめ音楽教室ランキング、比較表、通う目的、メリット・デメリット、選び方、各教室の特徴、私の経験談などについてまとめていますので、こちらもぜひご覧になってみてください👍