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【フルート作曲家】Gary Schocker(ゲイリー ショッカー)とは??作曲、生い立ち、考え方などを紹介♫

2023年9月15日

どーも、Irassaiです😎

ゲイリー・ショッカーって知ってますか??

フルート奏者にて作曲家の方ですが、私の好きな作曲家の一人です😄

素晴らしい曲をたくさん書いており、おすすめの作曲家なので、今回はショッカーの作曲、生い立ち、考え方について紹介していきたいと思います😁

では、行ってみよう♫

Irassai

この記事はこんな方におすすめじゃ

ポイント

・ゲイリー・ショッカーについて知りたい方

・作曲家の考え方について知りたい方

・フルートの名曲を探している方

ちなみに、楽譜を自動で伴奏してくれるアプリがあることはご存知でしょうか??

Metronautは、自分の好みな曲を選択すると楽譜が表示され、さらに伴奏音源を流しながら自分の楽器を練習することができるアプリです😆

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*リンク先は英語表記ですが、ダウンロード後は日本語表記になりますのでご安心ください。

また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください👍

ゲイリー ショッカーとは(プロフィール)

1959年10月18日生まれ、アメリカのペンシルベニア州出身。

3歳からピアノを、10歳からフルートを始める。

15歳で the Philadelphia Orchestra や the New York Philharmonicでソリストとして活躍。

その後、The Juilliard School に通い、the National Flute Association’s Young Artist Competition, the New York Flute Club’s Young Artist Competition, the East and West International Concert Artists Competition, and Young Concert Artists Competitionなどの数々の賞を受賞。

作曲家としても多大な才能を発揮し、 the International Clarinet Association、the National Flute Associationの賞を受賞、300以上の作品を残している。

主にはフルートソロやアンサンブルの作品であるが、他にもピアノ、ハープ、コーラス、ミュージカルなども手がけている。

ソリストとしてRegrets and Resolutions, Airborne, Flute Forest, Mozart Flute Quartets, Bach Handel Telemann, Healing Music, For Dad, and Inside Outを含む8つのCDをレコードしている。

引用(一部抜粋):Gary Shocker Website

・Website:http://www.garyschocker.com/index.html

代表作品

Regrets and Resolutions(後悔と決心)

ショッカーといえば、この曲です😆

1986年に知人の80歳の誕生日を祝うために委託され、フルートとオーケストラ用にこの曲を作曲したという作品で、前半部分は静かでキレイななのですが、急にアップテンポになり壮大になります😆

こちらの作品は以下の記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください😘

Airborne

こちらも名曲です😘

もともと弦楽オーケストラの伴奏のために書かれましたが、1993年にピアノ伴奏版として出版され、師のベーカーに捧げられています😁

爽やかで雄大に始まり、後にテンポアップ、超絶技巧です😙

こちらも上記の記事でも紹介しています😁

For Dad

こちらは切ない一品です😎

お父さんが亡くなった時に作られた曲で、後述しますがショッカーはお父さんから多大な影響を受けていますので、かなり力のこもった力作になっています😘

こちらは以下の記事でも紹介しています😎

Three Dances for flute and piano(3つの踊り)

2本のフルートとピアノのアンサンブルです🤩

アンサンブルの中では、この曲が有名で、「easy going」「moody」「coffee nerves」のタイトルがつけられています👍ラテンな感じで楽しいですよ👍

リンク:Three Dances for Flute and Piano

生い立ち

幼少期

1958年10月18日、アメリカ ペンシルベニア州 イーストンで生まれる。父はPaul Schocker(ポール・ショッカー)、母はLillian Schocker(リリアン・ショッカー)。

四人兄弟の末っ子であったが、他の兄弟はすでに家を離れていたため、ショッカーは親の英才教育を受けることができた。

幼少期は父のピアノを聴いて育ったため、ショッカーの音楽はピアノからスタートした。

3歳からピアノを習い始め、メキメキ上達していった。

幼少期では、最大の師は父(ポール)であった。ポールは技術よりも音楽自体に重きを置いていた。それもあってか、ショッカーがは11歳になるまで、楽譜での練習はしていなかった。

10歳になると父に勧められフルートを始めた。初めはフルートの練習が嫌いなショッカーであったが、10代の頃には練習しない日はないという日々を過ごしていた。

14歳にはThe Valley Camerataというローカル楽団でピアノやフルートソロを演奏し経験を積んで行った。

高校時代

その後、ショッカーはthe Philadelphia Orchestra’s Young People’s Auditionsを勝ち取り、the Philadelphia Orchestraとともにコンサートを行った。

15歳の時には、the New York Philharmonicととにゲストとして演奏、a local concerto competitionの受賞しthe Allentown Symphonyとともに演奏、たくさんのコンサートを経験していった。

18歳の頃には、the “Showcase of Talent” concertで演奏、19際の頃にはPennsylvania’s Federation of Music Clubs local and state level competitionsを勝ち取った。

ジュリアス・ベーカー(Julius Baker)

16歳から、ショッカーはThe Juilliard Schoolの教授であるジュリアス・ベーカー(Julius Baker)に師事を仰ぎ、19歳で卒業した。

20歳の時、ショッカーはNaumburg Foundation competitionで3位入賞、翌年にはthe National Flute Association Young Artist Competitionを勝ち取った。

ショッカーはベーカーから多くを学んだ。

しかし、The Juilliard Schoolでの2年目で、より詳細なテクニックを学ぶ必要があると考え、the New York Woodwind Quintet and the Bach Aria Groupのフルート奏者であるサムエル・バロン(Samuel Baron)の元で学ぶこととなった。

プロフェッショナルキャリア

The Juilliard School卒業後、the Young Concert Artists Auditionsを勝ち取り、the Young Concert Artistsとの契約を結ぶことができた。これにより、経済的な安定とソリストとしてのキャリアを構築することができた。

Mortimer Levitt(前のthe Young Concert Artistsのメンバー)の80歳の誕生日のためにRegrets and Resolutionsを作曲した。この作品が大ヒットし世界中で演奏されるようになった。

数々の成功を収めた後、ショッカーはソリストとして地位が上がっていくことで、ソリストとしての活動が減っていくことに疑問を感じ(マネージメント業務が増えていくため)、この時から作曲に力を入れていくと考えるようになった。

アレキサンダーテクニック(Alexander Technique

1993年、ショッカーは事故に遭い、歯と口を負傷し手術をした。その事故により改めてフルートと体の重要性について気づいた。

ショッカーは体のメカニズム、フルートとコンディションの関係を学ぶため、アレキサンダーテクニック(Alexander Technique)を学ぶこととした。

後に、ショッカーはあらゆる局面でアレキサンダーテクニックを用いることになる。また、生徒にフルートを教えることで、心と体の重要性についても気づくようになった。

作曲家としてのキャリア

ソリストとして地位を高めることにより演奏する機会が減ることを危惧したショッカーは、作曲についても重要視するようになる。

Regrets and ResolutionsはTheodore Presser(今のショッカーの仕事に携わる出版社の1つ)に出版してもらった最初の作品である。

ショッカーの偉大な作品の1つにGreen Placesがある。これは1992年にthe Adare Festival でジェームズ(James Galway)により演奏された作品で、彼に依頼され作曲した作品である。

ショッカーはフルートだけでなく、ピアノ、ハープなど様々な楽器の曲を作曲する。

その理由について、ショッカーは、「単純に聞こえてくる」と表現している。彼は何を愛しているか、何を愛すると感じるか、人が何を愛するか、という視点で作曲している。

作曲スタイル(Compositional Style)

キャリア概要

ショッカーは突出した汎用性のある作曲家である。ベーカーは凄まじい作曲する能力をもち、レオナルド(Leonard Bernstein)に匹敵すると感じている。

ショッカーが最も自信を持っていることは、他の演奏家が彼の曲に興味を持ってくれることである。

彼の最初の作品は、小学2年生の時に書いたthe Lollipop Waltzである。興味深いことに、彼はこの作品を数分で仕上げ、賞を受賞したという。

また、15歳の時にScherzoを初めて出版した。

The Juilliardの生徒時代、ショッカーは作曲に対して自信を失っていた。しかし、友人に励まされ、作曲活動を続けていた。Looking for LoveIn Memoriumなどを作曲している。

その後、作曲したLovebirdsが評価の高い作品として受け入れられ、ショッカーは作曲家としての自信を取り戻すことができた。

1994年以来、数々の作品がthe National Flute Associationに讃えられ、賞を受賞した。

他にもthe Greater Cleveland Flute Society’s Composition Competitionなど、様々な機関から賞を受賞した。

ショッカーは多くのタイトルを受賞したが、それはモチベーションの増加ではなく作曲を促すことにつながった。彼は「必要だと感じた時に作曲する」と述べている。

作曲は彼の状態を向上させることだと考えているようだ。

作曲スタイル(Compositional Style)

ショッカーの作曲スタイルを表現するのは難しい。

彼自身は「eclectic, romantic, melodic and sometimes virtuosic- but never for the sake of showing off(多岐にわたり、ロマンティック、メロディック、名演奏家のような、しかし、見せびらかすものではない)」と表現している。

他の視点としては、技術面での挑戦が挙げられる。テンポ、ダイナミクスに対するフルート奏者の限界に挑戦している。

ショッカーは「音楽は幸(happy)と哀(sad)が同時に存在している」と楽しげに話している。

彼はメロディを重視し、演奏を楽しんで欲しいという思いを乗せている。

また、彼の曲はモーツアルトやフォーレの要素も聞き取れる。例えば、Coversationsはモーツアルトが垣間見える。

彼の特徴の1つとしてフランス音楽を取り入れている点も挙げられる。Musique Francaisなどがその例である。

ショッカーのスタイルはフォーレやプーランクを思い出させるだけでなく、世界中の様々な国や文化、バロック時代のクラシックにも影響を受けている。

例えば、Xynóglyko (Greek-inspired), Two Flutes “on the loose” in Fujien (Chinese and Tiawanese-inspired), Airborne (Latin-inspired), Traditional Japanese Melodies (duets) and Traditional Taiwanese Melodies (duets)などである。

他の興味深い視点として、「教育」が挙げられる。

例えば、Partita in a minor “Ghost” (J.S. Bach), Sonata in a minor “Ghost” (C.P.E. Bach) and Twelve Fantasies “Phantom” (G.P. Telemann).は、コード進行を学ぶためにデザインされている。

作曲過程(Compositional Process)

ショッカーは迅速に作曲することを重視している。作曲のアイデアが新鮮なうちに書いてしまいたいという考えからである。

従って、一度素案ができると、曲のベース部分を変更したりはしない。

彼の作曲における特徴の1つとして、ほとんど特別な調号を記載しないことが挙げられる。

その代わりに、臨時記号をしっかり記載していく。

これについて彼に問うと「キーを変えるのが好きなんだ」と答えている。

彼のマインドは常に変化しており、それが作曲にも反映されているのだろう。

作曲する際、ショッカーはメロディから作り始める。

その後、メインテーマを曲に落とし込んでいく。

新しい曲を作る際、メロディが彼の頭に流れ込んでいき、それを発展させ楽譜に落とし込んでいく。他の作曲家の作品に影響を受け、作曲することもある。

インタビュー

Kristi Sealy-Miller(KM)がショッカー(GS)にインタビューした記事を紹介したいと思います😆

ショッカーの考えが伝わってくるので面白いですよ😘

インタビューリンク:interview

ちなみに、ショッカーはランパルの元には行きませんでしたが、インタビュー内にもランパルの話はよく出てきます😎

ランパルは20世紀最高のフルーティストと言われています😆

ランパルについては、以下の記事で紹介していますので、是非ご覧ください😘

参考文献

Gary Schocker Website

・An Annotated Guide To Gary Schocker’s Music For Flute And Piccolo, Kristi Sealy-Miller, Florida State University Libraries, 2013

まとめ

インタビュー記事を読むと、ショッカーがいかにお父さんの影響を受けたが伝わってきますね😁

私のショッカーの印象としては、メロディの鮮烈さがあるのですが、その背景にあるのがお父さんの「音楽を大事にする」という教えがあるようです😘

今もなお作曲し続けているショッカー、今後の作品にも期待しましょう😎😎

最後までご覧になって頂き有難うございました😍

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また、以下の記事では楽器買取について詳しく紹介していますので、興味がある方は以下の記事もご覧になってみてください👍

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