【フルートの頭部管のみを使った練習】高音の感覚を掴むのにも最適です♫
執筆者紹介
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どーも、Irassaiです😎
フルートを最初に吹くときは頭部管を使った練習をしますよね😆
でも、この練習って意味があるのでしょうか??
実は、音を出す感覚を掴むだけでなく、高音の感覚を掴む、タンギングやスタッカートの感覚を掴むのにも良い練習なのです😍
そこで今回は、フルートの頭部管を使った練習について紹介していきたいと思います😊
では、行ってみよう♫
この記事はこんな方におすすめじゃ
・初心者でうまくフルートの音が出せない方
・高音の音が出せない方
・頭部管を使った練習について知りたい方
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また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください👍
頭部管とは
フルートは頭部管、胸部管、足部管の3つから成ります😎
頭部管は上図の右側にあるマウスピースやマウスホールがある部分のことを指します😆
音を出す際に息を吹き込む部分で、音色や音量などに大きく影響を与える重要な部分になります😊
頭部管の位置
頭部管を差し込む位置
頭部管を胸部管に差し込む時は完全に入れ込むのではなく、少し抜きます😎
頭部管を抜くと音が低くなり、差し込むと音が高くなりますので、抜き具合はチューナーを使って決めます😆
チューナーを442Hzにセットし、ラの音を吹いてチューニングをして、頭部管の差し込む位置を決めましょう😆
チューナーについては以下の記事で紹介しています🤩
頭部管の角度
教本に載っている基本的な頭部管の角度は、マウスホールの中心をA、外側をB、キィの中心をCとすると、CがAとBの間にくるようにセットします😎
ただ、頭部管の角度は少し内側にしたり外側にしたりしても良いので、自分の吹きやすい角度や音の出しやすい角度を探して決めていきましょう😊
ちなみに、私は少し内向きが好みです🤩
頭部管の掃除
基本編
掃除棒にガーゼを通し、上図のように頭部管に入れ込みます😆
その後、管の中の水分を拭き取ります😊
最後に、クロスで表面部分の汚れを拭き取っていきます😊
フルートの掃除の仕方については以下の記事をご覧ください👍
注意点その1:頭部管と胸部管の間
頭部管を掃除する際の注意点は、頭部管と胸部管の間や重なる部分の管の中と表面部分をしっかりクロスで拭き取ることです😆
この狭間の部分は、手入れをしないと固くなってくるので、頭部管の抜き差しが固くてやりづらくなります😱
そうすると、フルートを壊す原因にもなりますので、ここはしっかり拭き取りましょう😆
注意点その2:水洗い禁止
水洗いはフルートにとって天敵です😱絶対にやめておきましょう😱
もし、もっとキレイにしたい場合は、エタノールを軽く吹きかけてクロスで吹いてください😆
黒ずみ除去
シルバーまたは洋銀・白銅製のフルートを長く使っていると、頭部管に黒ずみが出てきます😎
これが気になる方は、上記のバズクリーナーを使って除去しましょう😊
ピカピカになりますよ👍
頭部管を使った練習は必要なのか?
ズバリ、対象者と練習の目的次第です😎
頭部管を使った練習は、基本的になかなか上手く音が出せないフルートの初心者や初級者が対象となります😘
なので、それなりに吹ける中級者以上の方が頭部管の練習をしても、あまり意味がないと思います😅
また、練習の目的も大事です🤩
例えば、目的が音を出す感覚を掴む、アンブシュアを固める、高音を吹く感覚を掴むなどであれば、頭部管の練習は有効だと思います😁
しかし、音色を良くする、響きのある音にするなどを目的にする場合、あまり意味がないでしょう😅
頭部管を使った練習の目的
頭部管を使った練習の目的は限られます😎
私が考える目的は・・・
<頭部管練習の目的>
・初心者が音を出す感覚を掴む
・アンブシュアを固める
・口とリッププレートの位置を定める
・高音を吹く感覚を掴む
・タンキングの感覚を掴む
・スタッカートの感覚を掴む
この6つになります😍
基本的には、「感覚を掴む」のが目的になります😆
初心者の頃は、フルートを持つだけでも大変で、さらに指も動かして、息も吹き込んでと、やることが盛り沢山なので、なかなか一つに集中できません😅
その点、頭部管を使った練習は、フルートを持つ必要も、指を動かす必要もないので、口、アンブシュア、息に集中することができます😊
なので、初心者が感覚を掴むのに最適なのです👍
頭部管を使った練習方法
それでは、具体的な練習方法について紹介していきます😎
自分の目的に合わせて、各項目の練習をしてみてください😆
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口とリッププレートの位置を定める
対象者:初心者、初級者
目的:口とリッププレートの位置を定めること
図のように、私はマウスホールの下半分に下唇をのせています😎
あとは、人によって微妙に好みの位置が変わってくるので、上図を参考に自分の適切な位置を探してみましょう😘
音を出す感覚を掴む
対象者:初心者、初級者
目的:初めてフルートを吹く人が音の出し方の感覚を掴む、及びアンブシュアを固める
初めてフルートを吹く場合、いきなりフルートを使って音を出そうとすると、音が出ない場合に吹き方が悪いのか、持ち方が悪いのか、キィの押さえ方が悪いのかわからなくなります😅
最初は吹くことに集中するために、頭部管を使って感覚を掴むのが良いでしょう👍
とりあえず吹く
まずは、とりあえず吹いてみましょう😆
色んな吹き方をしてみて、音が鳴るポイントや感覚を掴んでみます😆
なかなか鳴らない方は、ストローを使って息を吐くイメージで吹いてみてください😍息の塊を作ると音が鳴ります😍
息の強さは、強すぎず、弱すぎずです😊ここも色々試してみて、どの程度の息の強さが良いかの感覚を掴んでみましょう😊
口の形(アンブシュア)を整える
次に、アンブシュア(口の形)を整えていきましょう😆
上図のような形を作ってみてください😊唇の中心に少し穴(アパチュア)が空いていて、ここから息を吐いてフルートを鳴らしていきます😁
まず、ストローを使って息を吐くイメージの口を作り、そこから口をやや引きます😆
唇の横端の両側に少し力を入れて、唇を引き締めます😊その際に、引きすぎない、力みすぎないように注意しましょう😁
最後に、息を吐く穴を作って、息を吐ければ完成です👍
なお、アンブシュアについては以下の記事で詳しく紹介しています😉
アンブシュアを整えた状態で吹く
最後に、アンブシュアを整えた状態で吹いてみましょう😎
吹く際に、色々な息の角度や息の強さを試してみてください😊
これで音が鳴るようになればOKです👍
高音を吹く感覚を掴む
対象者:初級者で高音が出せない方
目的:高音を吹く感覚を掴む
頭部管を使った練習は、中音〜高音の吹き方を掴むにも良い練習方法です😊
フルートは、第2オクターブのミ以上の音を鳴らす場合、第1オクターブの運指のまま吹き方を変えることで高い音を出す必要が出てきます😅
これが最初は難しいのですが、ポイントは息のスピードを早くすることです😆
頭部管を使っても、息のスピードを上げると音が高くなりますので、「息のスピードを上げることにより高い音を出す」という感覚を掴んでみましょう🤩
その際、力みすぎずに息のスピードを上げることがポイントです😁
頭部管の高音は上記の動画を見てみてください😊
なお、高音の出し方については以下の記事で詳しく紹介しています😆
さらに高い音の感覚を掴む
番外編ですが、頭部管を手で塞いでも音が鳴ります😎
この状態だと、三段階の音を鳴らすことができまして、一番高い音はさらに高い高音の練習になります😊
これはかなり難しいですが、ぜひトライしてみてください😊
タンキングの感覚を掴む
対象者:タンキングを初めて練習する初心者、初級者
目的:タンキングの感覚を掴む
初めてタンキングをする場合、いきなりフルートでやると、キィを押したり、フルートを支えたりするのに意識がとられてしまいます😅
なので、頭部管を使って、感覚を掴むところから練習するのも良いでしょう😁
シングルタンキングは、舌を上顎につけて離す動作をして、「トゥ(tu)」と発音します😎
これをフルートで音を出しながら行うと、シングルタンギングになります😘
ポイントは、1つ1つ音符を区切るイメージで吹くことです😄しかし、区切りすぎるとスタッカートになるので、適度に区切りましょう😁
なお、タンキングについては以下の記事で詳しく紹介しています😁
スタッカートの感覚を掴む
対象者:初めてスタッカートを練習する方
目的:スタッカートの感覚を掴む
タンギングと同様に、スタッカートを練習するのにも、頭部管は良いと思います😘
スタッカートは、シングルタンギングを短くやるとできますが、その感覚を頭部管を使って掴んでみてください😁
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・・
<頭部管を使った練習は必要なのか?>
対象者と練習の目的が合えば必要、合わなければ必要ではない
<頭部管を使った練習の目的>
音を出す感覚を掴むなど
<頭部管を使った練習方法>
・口とリッププレートの位置を定める
・音を出す感覚を掴む
・高音を吹く感覚を掴む
・タンキングの感覚を掴む
・スタッカートの感覚を掴む
最後までご覧になって頂き有難うございました😍
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