【初心者必見】おすすめなフルート教本を難易度別にまとめてみた
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フルート教本って色々あるけど、どれがどのくらいの難易度なのか分かりづらいですよね
ということで、今回は私が視聴したことのある教本について難易度別にまとめてみました
本記事を参考にしつつ、自分に合った教本で練習してみましょう
ちなみに、楽譜を自動で伴奏や演奏をしてくれるアプリをご存知ですか??
Metronautは、自分の好みな曲を選択すると楽譜が表示され、さらに伴奏音源を流しながら自分の楽器を練習することができるアプリです
例えば、自分の好きな曲を選択し、ピアノ伴奏を流しながらフルートを演奏することができます
また、フルートをオンにすれば、お手本演奏として音源を聴くこともできます
今なら、1週間無料トライヤルを実施していますので、試しに使用してみてはいかがでしょうか
*リンク先が英語表記の場合がありますが、ダウンロード後は日本語表記になりますのでご安心ください。
また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください
フルート教本 レベル別比較

本記事で紹介している教本の対象者と難易度についてまとめた表になります
初心者向けの教本は、フルート教本とアルテ教則本 第1巻になります
音楽教室でフルートを初めて習う場合、この2冊のどちらかを教本として扱うことが多いです
中級者向けの教本は、フルート教本②、ガリボルディ/ミニオンエチュード OP.131とトレヴァー・ワイ フルート教本 第2巻になります
フルート教本②は、フルート教本が終わった後の次の教本として使うことが多いです
ガリボルディ/ミニオンエチュード OP.131は、フルート教本②が終わった後に使いました
トレヴァー・ワイ フルート教本 第2巻は、音階練習用の基礎本になりますので、教本に加えてさらに基礎練習をしたい方におすすめになります
ジュゼッペ・ガリボルディ フルート・毎日の練習 作品89は、上級者用の音階練習本になります
トレヴァー・ワイ フルート教本 第2巻を終えて、さらに基礎練習を積みたい方におすすめな教本となりますね
私の使用した教本の流れ

本記事で紹介するのは、アルテ教則本以外は全て私が今まで使用してきた教本になります
その使用してきた流れを上図に示しました
まず、最初に音楽教室でフルートを習った時は、「フルート教本」という教本を用いました
それが終わると、次に「フルート教本②」というフルート教本の続編を使いました
その際、自主的に基礎練習をするために「トレヴァーワイ第2巻」も同時に使っていました
その後、ガリボルディOP.131を先生に勧められて始め、同時に基礎練習のためにガリボルディOP.89やタファネル&ゴーベール17のメカニズム日課大練習(タファゴベ)も始め、今に至ります
フルート教本
タイトル:管楽器メソッド・シリーズ フルート教本(winds method series FLUTE METHOD)
編集者:加藤克朗
発行所:株式会社ドレミ楽譜出版社
定価:1000円+税
王道中の王道、フルートが初めての方におすすめです
初心者用に作られているので、フルートとは、楽器の選び方、セットの仕方、持ち方など、基本的なところから書いてくれてます。
構成としては、「1つの単元で1つの技術を学、練習曲を演奏していく」という流れです
例えば、lesson1: ドの音練習しましょ、とあれば、ドの運指標があり、ドの音を出し、ドの音が多い曲の楽譜が載っている、という感じです。
巻末に運指標や音楽用語一覧もあるので、そこも便利です
lesson 1〜lesson 15まで100ページくらいで、初級者〜中級者向けと言えるでしょう
なお、このフルート教本を始め、多数の教本を取り扱っているのはドレミ出版になります
ドレミ出版を含めた楽譜出版社については以下の記事をご覧ください
フルート教本②
タイトル:管楽器メソッド・シリーズ フルート教本(2)(winds method series FLUTE METHOD. vol.2)
編集者:加藤克朗
発行所:株式会社ドレミ楽譜出版社
定価:1600円+税
フルート教本の続編になります
構成はほぼ同じですが、トリル、ダブルタンキング、トリプルタンキングあたりの技術も出てくるので、これ1冊終えるとフルートに必要な技術はほぼマスターできます
lesson 1〜lesson 15で100ページくらい、中級者向けとなります
なお、中級者向けのおすすめ楽譜を紹介した記事もありますので、こちらも是非ご覧ください
ガリボルディ/ミニオンエチュード OP.131
タイトル:ガリボルディ/ミニオンエチュード OP.131
著者:G. Gariboldi
出版社:日本フルートクラブ
定価:800円
ガリボルディ作曲のフルートエチュードの1つです
ガリボルディのエチュードはたくさんあり、フルート奏者が練習する有名な教本になります
私は、フルート教本②が終わった後にこのエチュードを先生に勧められて始めました
内容は、まさにエチュードという感じで、様々な音楽記号、難しいリズムが出てきます
例えば、No.1はA4の1ページ分の量で、アクセントが20個、スタッカートが49個、強弱記号の変化が25回、クレシェンドとデクレシェンドが29回も出てきます
課題は全部で20曲で、1曲がA4の1ページ分となりますので、量はそこまで多くありませんが、その分密度の濃い内容となっています
トレヴァー・ワイ フルート教本 第2巻
タイトル:トレヴァー・ワイ フルート教本第2巻 テクニック
著者:トレヴァー・ワイ
発行所:株式会社音楽之友社
定価:2200円+税
トレヴァー・ワイ フルート教本シリーズは全6巻で、その2作目です
第2巻はテクニック編ということで、運指の練習用の基礎教本になります
私は毎日10分程度コツコツ練習するのに使ってました
そこまで難しくなく、「ドレミファソファミレ〜」、「ドレミファソファミレド〜」のようなフレーズを黙々と練習する内容となります
約40ページなので、サクッと基礎練習したい初級者〜中級者の方におすすめです
ちなみに、第1巻: 音、第3巻: アーテキュレーション、第4巻: 音程とビブラート、第5巻: 呼吸法と音階練習、第6巻: 高度な練習問題となってます
なお、同様なレベルも含む無料のオリジナル音階練習テキストもありますので、気軽に音階練習していた方は以下の記事をご覧ください
ジュゼッペ・ガリボルディ フルート・毎日の練習 作品89
タイトル:ジュゼッペ・ガリボルディ フルート・毎日の練習 作品89
出版社:シンフォニア
定価:2000円+税
これは難易度の高い指回し練習用の基礎教本になります
ガリボルディシリーズはたくさんありますが、これは「毎日の練習」で、基礎練をひたすらやりたい方におすすめです
トレバー・ワイはスラーで簡単な音階が多いですが、これはそれをさらに発展させ、スタッカート、トリル、装飾音なども加わり、鍛えられます
例えば、ドレドミ、レドレファ、ミレミソ、ファミファラ〜に、スラー、スタッカートが組み合わさってたりします
私は、トレヴァー・ワイが終わった後、この楽譜で毎日10分練習してました
中級者〜上級者向けで、基礎練したい人におすすめです
なお、上級者向けの曲にチャレンジしたい方は以下の記事で上級者向けの楽譜を紹介していますので、ご覧ください
タファネル&ゴーベール 17のメカニズム日課大練習
タイトル:タファネル&ゴーベール 17のメカニズム日課大練習
作曲:ポール・タファネル、フィリップ・ゴーベール
解説者:酒井秀明
出版社:音楽之友社
定価:1,430円
この練習教本は音大生必須と言われる教本です
しかし、序盤はそこまで難しくなく、難易度としては「トレヴァー・ワイ フルート教本」と同じくらいだと思いますが、量が半端ではありません
全62ページあり、1つのフレーズに対して10通りの吹き方をし、さらにオクターブあげて練習するという教本なので、その通りにやっていたら終わるのに数年かかりそうです
また、序盤は簡単ですが、中盤から難しいフレーズが出てき始めるので、上級者の方にも最適な教本だと思います
アルテ教則本 第1巻
タイトル:アルテフルート教則本 第1巻
編集者:比田井洵
出版社:日本フルートクラブ
定価:3850円
最後に、有名どこをもう1つ紹介
1.と2.で紹介した教本と同じくらい王道な教本です
音楽教室に通うと、大抵これか、上記のフルート教本かになります。
私はこの教本を使用したことがないので、パラパラっと譜面見た程度の知識しかありませんが、
初級者〜中級者用で、上記のフルート教本よりじっくり繰り返して、1つの技術を練習していく感じでした。
ただ、上記のフルート教本は曲を演奏することで技術を習得していく流れですが、
アルテフルート教則本は淡々と練習していく(例えば、ドの音を練習する単元なら、ひたすらドを吹く)構成になっているので、演奏したい人には向かないと思います
なお、初心者向けのフルート基礎練習教本について紹介した記事もありますので、こちらも併せてご覧ください
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・・
<おすすめフルート教本>
・フルート教本
・フルート教本②
・ガリボルディ/ミニオンエチュード OP.131
・トレヴァー・ワイ フルート教本第2巻
・ジュゼッペ・ガリボルディ フルート・毎日の練習 作品89
・タファネル&ゴーベール 17のメカニズム日課大練習
・アルテ教則本 第1巻
最後までご覧になって頂き有難うございました
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また、以下の記事では楽器買取について詳しく紹介していますので、興味がある方は以下の記事もご覧になってみてください
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