【フルートクラシック名曲:バッハ編】有名な曲を中心にご紹介します♫
どーも、Irassaiです😎
J.S.バッハのことご存知ですか??
バロック時代の音楽家で、数々の作品を世に残した音楽の父とも言われるお方でございます😍
今回は、バッハの残したフルートの作品について、名曲、作品一覧、作品の真偽問題についてご紹介していきたいと思います😘
では、行ってみよう♫
この記事はこんな方におすすめじゃ
・J.S.バッハに興味がある方
・クラシックに興味がある方
・J.S.バッハのフルート曲について知りたい方
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また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください👍
J.S.バッハとは
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach、J.S.バッハ、1685年3月31日-1750年7月28日)はドイツの音楽家です😎
バロック音楽の重要な作曲家の一人で、西洋音楽の基礎を構築し、音楽の父と呼ばれています😘
ちなみに、バロックなど、クラシックの歴史については以下の記事で紹介していますので、こちらもご覧ください😁
生い立ち
ミュールハウゼン時代 (1685年-1708年)
アイゼナハの町楽師でありルター派の音楽家のバッハ家の一員であるヨハン・アンブロジウス・バッハの8人兄弟の末子として生まれました😎
7歳の時に、聖ゲオルク教会に付属したラテン語学校に入学しましたが、その後父母が亡くなり、兄のヨハン・クリストフの家に引き取られ、クラヴィーア演奏(当時の鍵盤楽器、チェンバロなどのこと)の基礎を学びました😍
1700年にはオーアドルフの学校を退学して、聖ミカエル教会付属学校の給費生となり、朝課合唱隊の聖歌隊員に採用されます😚ここでは、ヴァイオリン・ヴィオラ等の楽器の演奏をすることで楽団の中で活躍していきます😍
その後、大学には進学せず、ヨハン・エルンスト公の宮廷楽団に就職します🤩
1706年12月にミュールハウゼンの聖ブラジウス教会のオルガニスト後任の募集が行われ、バッハは応募し合格しました😄
その後、ミュールハウゼンに移り住み、マリア・バルバラと結婚しています😆
バッハの生活は決して楽なものではなく、常に良い条件の職場を探し求めていたそうです😅
ヴァイマル時代 (1708年-1717年)
1708年、バッハは再びヴァイマルに移り、ザクセン=ヴァイマル公国の領主ヴィルヘルム・エルンスト公の宮廷オルガニスト兼宮廷楽師となりました😁
オルガン曲の多くはこの時期に作曲しています😘
ケーテン時代 (1717年-1723年)
1717年、バッハはケーテンに移り、アンハルト=ケーテン侯国の宮廷楽長となりました😆
当時のアンハルト=ケーテン侯国は音楽に理解のあるアンハルト=ケーテン侯レオポルトの統治下にあり、恵まれた環境の中で、数多くの世俗音楽の名作を作曲しています😁
1720年、妻が急死する不幸に見舞われましたが、翌年、宮廷ソプラノ歌手のアンナ・マクダレーナ・ヴィルケと再婚しています😘
同年、レオポルト候もアンハルト=ベルンブルク公女フリーデリカと結婚しましたが、この結婚の影響もあってか1720年頃からレオポルトの音楽に対する出費は減少し、ケーテンの宮廷楽団の規模も縮小されるようになりました😅
ライプツィヒ時代 (1723年-1750年)
1723年、バッハはライプツィヒの聖トーマス教会のカントル「トーマスカントル」(キリスト教音楽の指導者)に就任しました🤩
バッハは教会音楽を中心とした幅広い創作活動を続け、宮廷作曲家の職を求めカトリックのミサ曲も作曲しました😊
1749年5月末、バッハは脳卒中で倒れ、翌年病床に伏し、7月28日に65歳でこの世を去りました😍
J.S.バッハのフルート名曲
無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BMV1013
アルマンド(Allemande)、クーラント(Corrente)、サラバンド(Sarabande)、ブレー・アングレーズ(Bourrée Angloise)という舞曲からなる組曲です😄
ライプツィヒ時代の作品と考えられており、アルマンドはドイツ風舞曲、クーラントはイタリア風舞曲、サラバンドはフランス風舞曲、ブレー・アングレーズはイギリス風舞曲という意味があります😚
まさに、王宮で行われている舞曲という感じの曲で、跳躍が特徴的です👍
アリオーソ 「カンタータ 第156番」
アリオーソ(ARIOSO FROM CANTATA NO.156)は、カンタータの1つです😎
カンタータというのは教会の暦に合わせてキリストに関係する歌詞を含む独唱や合唱とオーケストラで演奏される曲のことで、「生い立ち」の項目で記述したように、バッハは多くのカンタータを残しています😊
アリオーソはイタリア語で「歌うように」という意味で、その意味の通り教会で歌われるようなキレイなメロディが特徴的です😘
リンク:アリオーソ
バディヌリ(Badinerie, 管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067)
バッハは編成の異なる管弦楽組曲を4曲作っており、その中の第2番はフルートが独奏楽器として協奏曲的に使われている組曲になります😍
管弦楽組曲 第2番は以下の7曲の構成になっています😘
(管弦楽組曲 第2番 構成)
1. 序曲(Ouverture)
2.ロンド(Rondeau)
3.サラバンド(Sarabande)
4.ブーレ(Bourrée I & II)
5.ポロネーズ(Polonaise)
6.メヌエット (Menuet)
7.バディヌリ(Badinerie)
バディヌリというのは「冗談」という意味で、弦楽器の軽快な伴奏の上に華麗なフルートの音色が唸らせる作品になっています😎
リンク:バディヌリ
ポロネーズ(Polonaise, 管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067)
バディヌリと同様に、管弦楽組曲 第2番の第5曲目の作品です😎
「ポーランド風」と言う語源を持つ舞曲で、2つのポロネーズから成っています😆
リンク:ポロネーズ
シチリアーノ (フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031)
シチリアーノはフルート・ソナタ 変ホ長調 第2楽章の通称です😆
J.S.バッハの作品なのか疑われている作品で、「シチリアーノ」とは、ルネサンス音楽末期から初期バロック音楽に見られる舞曲の形式のことです😍
リンク:シチリアーノ
なお、古典派の作品について興味がある方は以下の記事もご覧ください👍
J.S.バッハのフルート作品一覧
J.S.バッハのフルート作品は、フルートソナタや管弦楽組曲 第2番などが有名ですが、数としてはカンタータを始めとする声楽曲の中でオブリガート作品として使われたものが多いです😙
フルートを独奏楽器として扱った作品
作品名 | 成立年 |
---|---|
ブランデンブルグ協奏曲 第5番 二長調 BMV1050 | 1721年 |
無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BMV1013 | 1724年 |
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BMV1013 | 1724年 |
2本のフルートと通奏低音のためのソナタ ト短調 BMV1039 | 1726年 |
フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲 イ短調 BMV1044 | 1727年以降 |
オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ ロ短調 BMV1030 | 1736年/1737年 |
管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067 | 1738年/1739年 |
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調BMV1035 | 1741年 or 1747年 |
<音楽の捧げもの> BMV1079 | 1747年 |
オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ ト短調 BMV1020 | ? |
オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ 変ホ長調 BMV1031 | ? |
フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BMV1033 | ? |
フルート、ヴァイオリン、通奏低音のためのソナタ ト長調 BMV1038 | ? |
教会カンタータ
BMV | 初演年 |
---|---|
172 | 1714 |
181 | 1724 |
67 | 1724 |
173 | 1724 |
184 | 1724 |
107 | 1724 |
94 | 1724 |
101 | 1724 |
113 | 1724 |
78 | 1724 |
99 | 1724 |
8 | 1724 |
130 | 1724 |
114 | 1724 |
96 | 1724 |
180 | 1724 |
115 | 1724 |
26 | 1724 |
123 | 1725 |
125 | 1725 |
103 | 1725 |
164 | 1725 |
79 | 1725 |
110 | 1725 |
151 | 1725 |
146 | 1726 |
170 | 1726 |
45 | 1726 |
102 | 1726 |
55 | 1726 |
151 | 1726 |
129 | 1726 |
157 | 1727 |
198 | 1727 |
145 | 1729 ? |
192 | 1730 |
117 | 1728〜1731 |
9 | 1732 |
110 | 1734 ? |
11 | 1735 |
30 | 1738 |
191 | 1745 |
195 | 1745以降 |
34 | 1746 |
1724年以降の作品がほとんどですね😘
この時期はライプツィヒ時代にあたるので、カンタータについてはこの時代にたくさん作曲されたようです😍
世俗カンタータ
世俗カンタータとは、教会カンタータが礼拝用に作られたのに対し、純粋な音楽作品又は祝祭用に作られた作品になります😎
BMV | 初演年 |
---|---|
173a | 1722 |
205 | 1725 |
204 | 1726〜1727 |
207 | 1726 |
198 | 1727 |
210a | 1727〜1732 |
201 | 1729 |
214 | 1733 |
215 | 1734 |
211 | 1734 |
209 | 1734 |
207a | 1734 |
36b | 1735 |
206 | 1736 |
30a | 1737 |
210 | 1738 |
212 | 1742 |
ミサ曲、受難曲
曲目 | 初演年 | BMV |
---|---|---|
ヨハネ受難曲 | 1724 | 245 |
復活祭オラトリオ | 1725 | 249 |
マタイ受難曲 | 1727 | 244 |
マニフィカト 二長調 | 1733 | 243 |
クリスマス・オラトリオ | 1734 | 248 |
ミサ曲 イ長調 | 1738 | 234 |
ミサ曲 ロ短調 | 1748〜1749 | 232 |
フルートソナタの真偽問題
フルートソナタの成立年とJ.S.バッハによる作品なのかという真偽問題は今でもスウェーデンのハンス・エプシュタイン、アメリカのロバート・マーシャルらによって議論されているのようです😍
(疑われている作品)
・オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ ト短調 BMV1020
・オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ 変ホ長調 BMV1031
・フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BMV1033
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・・
・J.S.バッハは、西洋音楽の基礎を構築し音楽の父と呼ばれているドイツの音楽家。
・J.S.バッハのフルート名曲:無伴奏フルートのためのパルティータ、アリオーソ、バディヌリ、ポロネーズ、シチリアーノ。
・フルートソナタの真偽問題:チェンバロとフルートのためのソナタ ト短調、チェンバロとフルートのためのソナタ 変ホ長調、フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調の3作品が議論されている。
最後までご覧いただき有難うございました😎
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