【フルートのアンブシュアがずれる要因とは??】
執筆者紹介

当ブログでは、フルートを中心とした音楽情報に関するブログ記事を投稿しています
私の細かいプロフィールはこちらです
どーも、Irassaiです
曲を吹いていると、途中からアンブシュアがずれてきたりしませんか??
そのせいで、音が徐々にカスカスに
ズバリ、アンブシュアがズレる要因は、フルートの持ち方、安定感、唇の力み、緊張などが関係しています
要因を把握して、ずれないようにするにはどうすれば良いのか、一緒に考えていきましょう♫

この記事はこんな方におすすめじゃ
・アンブシュアがずれて困っている方
・アンブシュアが安定しなくて困っている方
・アンブシュアについて学びたい方
ちなみに、楽譜を自動で伴奏してくれるアプリがあることはご存知でしょうか??
Metronautは、自分の好みな曲を選択すると楽譜が表示され、さらに伴奏音源を流しながら自分の楽器を練習することができるアプリです
例えば、自分の好きな曲を選択し、ピアノ伴奏を流しながらフルートを演奏することができます
また、フルートをオンにすれば、お手本演奏として音源を聴くこともできます
今なら、1週間無料トライヤルを実施していますので、試しに使用してみてはいかがでしょうか
*リンク先が英語表記の場合がありますが、ダウンロード後は日本語表記になりますのでご安心ください。
また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください
アンブシュアがずれる要因

アンブシュアができてきても、演奏中に少しづつずれていったりしますよね
アンブシュアがずれると、音が悪くなっていきますので、アンブシュアのズレは避けたいところです
この項目では、アンブシュアがずれる要因について考えていきましょう♫
ちなみに、Metronautというアプリはご存知でしょうか??
アプリ内にある楽譜を自動で演奏・伴奏してくれる便利なアプリです
ボーカルや楽器の練習に最適なアプリで、今なら1週間無料トライヤルを実施していますので、是非チェックしてみてください
*リンク先が英語表記の場合がありますが、ダウンロード後は日本語表記になりますのでご安心ください。
持ち方が安定していない
フルートの持ち方や姿勢が安定していないと、徐々にフルートと口の位置がずれていきます
そうすると、アンブシュアもつられてずれていってしまうというわけです
特に、演奏中はフルートが安定しにくいので、アンブシュアずれも生じやすくなります
力みすぎている
なかなか音が鳴らないあまり、唇に力が入りすぎている可能性があります
力みすぎるとちょっとした振動で、すぐアンブシュアがずれてしまいます
アンブシュアは、ある程度の力みが必要ですが、力みすぎてはいけませんので、丁度良い力加減を身につけてみてください
アンブシュアを保つ筋肉が鍛えられていない
アンブシュアをキープするのは意外と筋肉が入ります
この筋肉が足りていないと、アンブシュアが安定せず、ずれていってしまいます
この筋肉をつけるには、フルートを練習するのが1番です
日々練習して、同時にアンブシュアを保つ筋肉も鍛えていきましょう♫
意識しすぎている
ずれるずれると意識しすぎると、ずれます
それに、アンブシュアばかりに気をとられていると、他の動作が疎かになりますので、気にしすぎもよくありません
私としては、アンブシュアを常に意識するより、音色を意識した方が良いと思います
アンブシュアを安定させるには?

持ち方を安定させる
まずは、フルートを安定させる3点支持をしっかり作りましょう
そして、背筋を伸ばして正しい姿勢を作ります
あとは、日々練習をしていけば自ずと姿勢が安定していきます
吹き方を安定させる
吹き方を安定させると、自ずとアンブシュアも安定していきます
具体的には、ロングトーンやハーモニクスなどの音色を良くする練習をすると、音色がキレイになり、吹き方が安定していきます
こちらについては、以下の記事に音色を良くする方法を紹介していますので、ご覧ください
頭部管を使った練習をする
初心者の方がアンブシュアを安定させるには、頭部管を使った練習も効果的です
頭部管の練習は、フルートを持つ、キィを塞ぐなどの動作がないため、アンブシュアのみに集中できます
なかなかアンブシュアが安定しない方は、この練習に取り組んでみてください
頭部管を使った練習については、以下の記事で紹介しています
とにかく練習する
アンブシュアを安定させるには、フルートの持ち方や姿勢の安定、アンブシュアの安定、アンブシュアを保つ筋肉の安定が必要です
これらを鍛えるには、フルートを吹くのが1番です
とにかく毎日フルートの練習に励めば、自ずとアンブシュアも安定していきますよ
意識しすぎない
何事もそうですが、意識しすぎると、ドンドン気になってしまって、アンブシュアがずれていないのに、ずれてしまっているような感覚になってしまいます
違う話ですが、以前フルートを吹く時に生じるカスカス音が嫌いで、一日中対応策を考えていた時期がありました
しかし、考えすぎるあまりキレイに吹けていてもカスカス音が鳴っているような感覚に陥ってしまってい、完全にメンタルがやられていました
意識して練習するのは大事ですが、行き過ぎないよう注意しましょう
他の人に見てもらう
自分だけではなかなか解決できない場合もあります
そういう時は、他の方にアドバイスをもらってみましょう
当たり前ですが、音楽教室の先生などに指導してもらえるのが、1番良いですね
なお、音楽教室については以下の記事で紹介しています
アンブシュアが震えた時の対処法

人前で演奏したり、発表会に出たりすると緊張しますよね
緊張すると、唇が震えてきて、アンブシュアが崩れたりします
そうすると、フルートの音を出すことが難しくなり、ズタボロの演奏になってしまいます
私がおすすめなのは、「人前で演奏する機会を増やすこと」です
一度極度に緊張してしまうと、立て直すのが難しいので、あまり緊張しないように普段から人前で演奏する機会を増やすという考え方になります
緊張については、以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらもご覧ください
アンブシュアとは

アンブシュアとは、フルートを吹く際の唇の形のことです
キレイな音色を出すには、自分に適切なアンブシュアを作り、安定させることが必要になります
一方、似たような言葉に、アパチュアがあります
アパチュアとは、アンブシュアを作った際にできる息を吐く穴のことです
アンブシュアについての私の考え方

私の考え方を一言で言うと、「アンブシュアを気にするより、良い音色になるよう練習した方がいい」です
アンブシュアは確かに大事ですが、アンブシュアやアパチュアの作り方は人それぞれなので、人に教えてもらったり、人の真似をしてみても、イマイチ自分に合う形が見つかりません
なので、アンブシュアを突き詰めるより、日々練習し音色を向上させることに集中する、そうすると結果として良いアンブシュアになるというのが私の考え方になります
フルートを始めたばかりの初心者の方は、ある程度アンブシュアを固めるための練習が必要であると思いますが、それができてきたら、必要以上にアンブシュアにこだわらなくとも良いと思いますよ
アンブシュアの作り方

では、基本的なアンブシュアの作り方を覚えておきましょう
上図のような形を作ってみてください
唇の中心に少し穴が空いていて、ここから息を吐いてフルートを鳴らします
まず、ストローを使って息を吐くイメージで口を作り、そこから口をやや引きます
唇の横端の両側に少し力を入れて、唇を引き締めますその際に、引きすぎない、力みすぎないように注意しましょう
最後に、息を吐く穴を作って、息を吐ければ完成です
アンブシュアの作り方については、下記の動画も参考になりますので、リンクを貼っておきます
リンク2:考察!アンブシュア:立花雅和フルート講座 Vol.21
色々なアンブシュア

アンブシュアの形や向きは人それぞれなのですが、世の中には色々なアンブシュアで演奏されている方が沢山いらっしゃいます
ここでは、特徴的なアンブシュアのフルーティストを何人かご紹介したいと思います
デニス・ブリアコフ
フルート界の貴公子ブリアコフですが、アンブシュアがかなり左に寄っています
なぜなのかは分かりませんが、色々試行錯誤した結果たどり着いたのかもしれませんね
演奏動画リンク:J.S. Bach: Sonata No. 1 in G minor for solo violin, BWV 1001.
なお、ブリアコフについては以下の記事で詳しく紹介しています
ジャン=ピエール・ランパル
フルートの神様ランパルもやや左にアンブシュアが偏っています
私のイメージとしては、海外のアーティストの方をアンブシュアが偏った位置にあることが多いですね
演奏動画リンク:Jean Pierre RAMPAL plays "Ave Maria"
なお、ランパルについては、以下の記事で詳しく紹介しています
エマニュエル・パユ
ベルリンフィルの首席フルート奏者のパユは、偏りのないキレイなアンブシュアをしています
海外のアーティストは皆アンブシュアが偏っているという訳でもなく、標準的なアンブシュアの方もいらっしゃるということですね
演奏動画リンク:EMMANUEL PAHUD | Claude Debussy, “Syrinx" for solo flute
なお、パユについては以下の記事で詳しく紹介しています
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・・
<アンブシュアがずれる要因>
・フルートの持ち方が安定していない
・力みすぎている
・アンブシュアを保つ筋肉が鍛えられていない
・意識しすぎている
最後までご覧になって頂き有難うございました
ちなみに、楽譜を自動で伴奏してくれるアプリがあることはご存知でしょうか??
Metronautは、自分の好みな曲を選択すると楽譜が表示され、さらに伴奏音源を流しながら自分の楽器を練習することができるアプリです
例えば、自分の好きな曲を選択し、ピアノ伴奏を流しながらフルートを演奏することができます
また、フルートをオンにすれば、お手本演奏として音源を聴くこともできます
今なら、1週間無料トライヤルを実施していますので、試しに使用してみてはいかがでしょうか
*リンク先が英語表記の場合がありますが、ダウンロード後は日本語表記になりますのでご安心ください。
また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください
楽器を売りたい方へ

使わなくなった楽器や古い楽器の整理をしたいけど、廃棄するのがもったいなかったりしますよね
そんな時は、出張買取が便利ですよ
出張買取は、業者が自宅まで赴き楽器の査定してくれます
そして、気に入った金額ならばその場で支払いをし、楽器を引き取ってくれるのです
しかも、買取が不可能でも楽器を引き取り廃棄してくれる業者もあります
私がおすすめなのは楽器の買取屋さんで、出張費、査定費が無料で、当日支払いも可能なのです
電話での応対も丁寧ですので、もし不必要な楽器の処分に困っていたら、電話で相談してみましょう
また、以下の記事では楽器買取について詳しく紹介していますので、興味がある方は以下の記事もご覧になってみてください
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません