【フルートのビブラートのやり方】練習方法、コツ、使いどころなどご紹介します♫

どーも、Irassaiです😎
ビブラートかけられるとかっこいいですよね😆
ビブラートがかけられると、音量も上がり、音色をキレイになり、表現力も上がると、良いことづくしです😆
ということで、今回はフルートのビブラートについて紹介していきます😘
ビブラートとは、ビブラートの習得時期、メリット、やり方、コツ、練習方法、実際の使い方など😘
では、行ってみよう♫

この記事はこんな方におすすめじゃ
・フルートのビブラートを学びたい方
・ビブラートについて知りたい方
・演奏でのビブラートのかけ方を知りたい方
なお、フルートを演奏するときに、「伴奏音源が合ったら練習しやすいのにな」と思ったことありませんか??
実は、伴奏音源を流してくれる手軽なアプリがあるんです😍
伴奏音源を流してくれるお手軽なアプリについては以下の記事で紹介していますので、こちらも是非ご覧になってみてください👍
ビブラートとは

ビブラートとは、音の強さや音程を変えて波うつように揺らすテクニックのことです😎
楽器や音楽のスタイルによってビブラートのかけ方は変わります😘
例えば、歌でのビブラートは、主に音程を揺らしますが、フルートの場合は音の強さや音量を変化させることでビブラートをかけます🤩
では、フルートのビブラートを聞いてみましょう♫
<ビブラートなし>
<ビブラートあり>
私のビブラート習得歴

私は大人になってからフルートを始めており、当時は音楽教室に通っていました😎
私がビブラートの練習を始めたのは、フルートを初めて5年目の時です😆
上級者と自分の演奏は何が違うのかを撮影動画を見ながら考えていた時、上級者はビブラートを巧みに操っていたため、ビブラートを学ぼうと思ったのが始まりでした😍
最初はYoutubeでプロのビブラート練習方法についての動画があったので、それを参考に練習しました😁
具体的にはメトロノームを使った練習をひたすらやりました😊
その後、曲を演奏しながらビブラートをかける練習をしました😆
ある程度、ビブラートをかけられるようになったなと思ったのですが、いざ演奏動画を撮るとイマイチビブラートが弱く、効果があまり見られなかったので、先生に相談しました🤔
その後は、先生にチェックしてもらいながら、2ヶ月くらいメトロノームを使ったビブラートの練習をし、最後に演奏中でのビブラートのコツを教えてもらいました😘
それ以降は、自分で曲を演奏する際に、常にビブラートをかけるようにし、ビブラートの技術を高めていきました😁
フルートのビブラートの習得時期

ビブラートの習得時期ですが、個人的にはフルート歴がそれなりに長い中級者以上の方がいいと思います😆
ビブラートの習得はかなり難易度が高く、あまり技術を習得していない時期にトライしても習得できないと思います😅
以下の技術を習得しているかどうかを目安にしてみてみてください😆
<ビブラートを習得する前に会得しておきたい技術>
・第1オクターブから第3オクターブの音まで全て出せる
・ある程度芯のある音色を奏でられる
・音量のコントロールができる(フォルテやピアノの差をきっちり出せる)
・タンキング、スラー、アクセント、クレシェンド、スタッカートができる
・初級者レベルの教本や曲を苦もなく演奏できる
フルートのビブラートのメリット

ビブラートに関しては、デメリットが思いつかないので、習得すれば良いことづくしです😍
メリットを挙げますと・・・
<ビブラートのメリット>
・音量がパワーアップする
・音色がキレイになる
・響きのある音色になる
・表現力が上がる
まず、単純に音量が増します😘ビブラートをかけることにより音の振動が増すので、音量がパワーアップするのです🤩
また、ビブラートをかけると響きのある音になるため、音色もキレイになります😆
さらに、ビブラートのかけ方をコントロールすることで表現力が向上します😍
例えば、ビブラートを速く強くかけることで激しい曲調を表現できますし、遅く静かにかける又はビブラートをかけないことで静かで大人しい曲調を表現することができます😊
フルートのビブラートのやり方

基本的には、波うつ感じで音を出します😎
以下のようなイメージで、スラーにアクセントをつけていく感じですね😍
一方、アクセントはつけますが、タンキングはせずロングトーンをしながら音の強弱をつけてください😆

後は、お腹と胸を意識してアクセントをつけていきます😘
喉は多少使いますが、喉を中心に使ってビブラートをかけないようにしましょう😊
この吹き方を速くした奏法がビブラートになります😆
フルートのビブラート練習方法

では、ビブラートの具体的な習得方法をご紹介します😎
紹介する練習方法は、私がレッスンで先生に習った方法を基本とし、加えて私が編み出した方法も追加しています😊
レッスン1
まずは先ほど説明したように、ロングトーンをしながらタンキングせずにアクセントつけてみましょう😎
最初に練習する際には第2オクターブの「ソ」でやるのがおすすめです😆なぜなら、ソは裏返りにくいのでやりやすいからです😘

<模範演奏>
レッスン2
次は、メトロノームに合わせて練習します😎
メトロノームのテンポに合わせて、アクセントをつけていくのです😘
初めは、メトロノームのテンポを♩=60、3連符に設定し、徐々にテンポを上げていきます😆
また、ビブラートは強めにかけましょう😁
最終的には、♩=120のテンポで正確にできるようになるまで練習します😍
このレッスン2の練習が1番大事ですので、正確にできるようになるまでしっかり練習しましょう👍
<模範演奏:♩=60>
<模範演奏:♩=80>
<模範演奏:♩=100>
<模範演奏:♩=120>
レッスン3
今度は、同じ音ではなく音階でもビブラートがかけられるよう練習してみましょう😘
音階練習の教本を持っているならば、それに合わせてスラーでビブラートをかけます😊
持っていない方は、以下の記事から無料の音階テキストをダウンロードできますので、使用してみてください🤩
ビブラートは、ゆっくり弱くかけるパターン、ゆっくり強くかけるパターン、速く弱くかけるパターン、速く強くかけるパターンの4つを練習すると効果的です😆
レッスン4
続いて、スラーではなく、タンキングでビブラートをかける練習をします😊
レッスン3と同様に音階テキストを使って、タンキングでのビブラートを練習してみましょう😘
レッスン5
最後は、曲に合わせてビブラートをかける練習をします😊
曲はテンポがゆっくりで、スラーが多い曲がやりやすいです😘
私はよく、ディズニーの美女と野獣や、タイタニックのMy Heart Will Go Onを練習曲として選んでいました😆
ビブラートは、ゆっくり弱くかけるパターン、ゆっくり強くかけるパターン、速く弱くかけるパターン、速く強くかけるパターンの4つを練習すると効果的です😆
フルートのビブラートのコツ

コツその1:腹と胸を中心にビブラートをかける
よく、「お腹を中心にビブラートをかける」という話を聞くと思いますが、私はそれに加えて「胸」も大事だと思います😊
お腹だけだと、速くビブラートをかけるのが難しいです😅
お腹も使いつつ、胸も意識してビブラートをかけると、速くて強いビブラートをかけることができます😁
コツその2:喉もある程度は使う
喉だけを使うビブラートを「ビビラート」などと言ったりしますが、この話が広まりすぎて喉を使うのがいけないことと思ってしまう方もいらっしゃいます😅
実は、喉だけを使ってはいけませんが、多少使わないとビブラートがうまくできません😅
よく考えれば、息を吐くときの息は喉を通るので、喉を使うのは当たり前なのです😊
コツその3:ビブラートは強めにかける
これはあくまで私の考えですが、基本的にビブラートは強めにかけるのがコツです😎
というのも、私の経験上、自分でビブラートをかけてるつもりでも、第3者からするとあまりビブラートが聞こえていないということが多かったからです😅
ビブラートに慣れてきたら、自在にコントロールできると思いますが、最初のうちは強めにかけるくらいがちょうど良いと思います🤩
コツその4:早いテンポの場合は、フレーズでビブラートをかける
テンポが早い曲の場合は、ビブラートがかけづらいです😅
そういう時は、音符1つ1つにビブラートをかけるというより、フレーズごとにかけるイメージで吹くと、良いビブラートがかけられます😁
コツその5:ビブラートは習得後も毎日練習する
ビブラートは使っていないと意外と忘れます😘
以前、ビブラートについて先生からOKをもらった後、しばらく練習していなかったら、先生にビブラートが下手になっていると指摘されたことがありました😅
毎日練習する時間が取れない場合は、曲の練習する際にビブラートを常に意識して練習するようにすると、ビブラートが衰えなくなります😁
コツその6:音を伸ばす時のビブラートは最後抜くと良い
二分音符や全音符など、音を伸ばすときは最初から最後まで均一にビブラートをかけるより、少しづつビブラートを弱めていって、最後はビブラートなしにするとかっこいいですよ😍
よく観察すると、プロの方も結構やっているテクニックです👍
コツその7:ppの時はビブラートをかけない
基本的にはどの強弱記号の時でもビブラートは使いますが、pp以下の記号があるときはビブラートを使わない方が無難です😅
ビブラートがあると、どうしても音量が大きくなってしまうので、pp以下の音を表現するのが難しくなるからです😅
コツその8:アンサンブルの時は要注意
フルートでアンサンブルする場合は、ビブラートは注意が必要です😎
というのも、全員が全開でビブラートをすると波長が合わず、合ってないように聞こえてしまうのです😅
曲調にもよりますが、基本はメロディはビブラートをかけても良いですが、他のパートは弱くかけるか、場合によってはかけない方がいい時もあると思います😊
曲、編成、構成にもよりますので、アンサンブルをする際は注意が必要ということだけ覚えておいてください👍
フルートのビブラートはどこでかける?演奏での使い方

さて、ビブラートを習得したし、これで演奏もバッチリだ♫・・・具体的にはビブラートをいつ使うんでしょうね??
結論を言うと、「常に使う」です😘
曲調や曲の場面によって、ビブラートの強さや速さは変えますが、基本的には常にビブラートを使います😘
なので、冒頭からドンドンビブラートを使っていきましょう👍
唯一ビブラートを使用しないのは、「コツその7」で述べたpp以下の記号があるときくらいです😊
おすすめYoutube

最後は、ビブラートの練習に関する動画や、ビブラートの手本となるプロの演奏をご紹介します😆
これらの動画を通じて、良いところをドンドン真似してみましょう♫
立花雅和フルート講座
リンク:ビブラート<準備編>:立花雅和フルート講座 Vol.24
リンク2:ビブラート<実践編>:立花雅和フルート講座 Vol.25
フルーティストの立花雅和さんによる動画で、ビブラートのかけ方について紹介してくれています😎
メトロノームを使った練習方法や、実践でのビブラートの使い方について話してくれており、とても参考になります🤩
実は、私が最初にビブラートの練習に取り組んだときに参考にした動画でもあります😍
なお、他にも参考になるユーチューバーの方に関する記事は以下になります😎
エマニュエル・パユ
リンク:MMANUEL PAHUD | Claude Debussy, “Syrinx" for solo flute
ベルリンフィル首席フルート奏者のエマニュエル・パユの演奏動画です😎
圧倒的な技術と豊かな音色を持つパユですが、ビブラートのかけ方やコントロールも超絶です😆
演奏しているドビュッシーの「シランクス」はスローテンポで悲しみを表現する曲なので、パユがいかに上手くビブラートを使っているかがわかると思います🤩
ぜひ、ビブラートの参考にしてみてください👍
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・
<ビブラートとは>
音の強さや音程を変えて波うつように揺らすテクニックのこと。
<ビブラートの習得時期>
フルート歴がそれなりに長い中級者以上の方
<ビブラートのメリット>
・音量がパワーアップする
・音色がキレイになる
・響きのある音色になる
・表現力が上がる
<ビブラートのやり方>
タンキングはせずロングトーンをしながらアクセントをつける
<ビブラートのコツ>
・腹と胸を中心にビブラートをかける
・喉もある程度は使う
・ビブラートは強めにかける
<ビブラートの演奏での使い所>
基本的には、常にビブラートをかける
最後までご覧になって頂き有難うございました😍
また、ビブラート以外のテクニックについても興味がある方は、以下の記事をご覧ください😎
フルートを始めたい♫上達したい方へ
また、以下の記事でおすすめ音楽教室をランキング形式で紹介しています😆
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