【楽器歴史年表】西洋における主要な楽器の歴史を簡単にまとめてみました♪
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楽器の歴史知ってますか??
今回は、簡単に楽器の歴史についてまとめてみました😘
キリスト教における楽器の立ち位置、ルネサンス時代、バロック、古典派、ロマン派、現代、それぞれの時代における楽器の誕生や関係性について紹介していきます😍
それでは、行ってみよう♫
この記事はこんな方におすすめじゃ
・楽器の歴史について興味がある方
・音楽史について興味がある方
・音楽史と楽器の関係性について知りたい方
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また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください👍
簡単楽器歴史年表
楽器の歴史について、簡単な年表を作成しました😎
ルネサンス以前は、琴、ラッパ、オルガンが楽器として存在し、その後順番に楽器が登場していったようです😆
その後、20世紀になると現代で用いられている楽器が登場してくるという歴史となります😆
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中世ヨーロッパ(キリスト教と楽器の関係)
悪魔の道具
中世ヨーロッパの時代において、楽器は「悪魔の道具」として敬遠されていたようです😅
これは、キリスト教において、言葉の価値が高く認められていて、言葉を持たない器楽は、価値が低いと考えられていたからです😎
なので、楽器を用いていたのは、大道芸人(当時はジョングルールと呼ばれていた)が主だったようです😘彼らが用いていたのは、ヴァイオリンの先祖にあたる擦奏弦楽器、ドローン(持続低音が出せるバクパイプ)、ハーディガーディなどです😆
認められていたのは、堅琴、ラッパ、オルガン
一方、堅琴、ラッパ、オルガンは認められていた楽器のようです😍
堅琴、ラッパは、聖書に出てくる重要な楽器として描かれているからです😄
オルガンは複雑な機構を有し、息(空気の流れ)を喉(パイプ)を通して音を発することから、人の声に準じると考えられていたからです😍
中世・ルネサンスの楽器
この時代でも、「楽器は汚れたもの」という考えが強く、一般の人々が楽器に触れるようになったのは時間がかかりました😆
この時代の主流は管楽器で、野外での踊りの伴奏として使われていたからだと考えられています😍
管楽器
当時、野外の祝祭的な行事が多く、管楽器は音が大きいため、野外での演奏に適していました😎
しかし、標準音という考え方が欠如しており、楽器により適用するピッチが様々でした😅従って、楽器のアンサンブルはコンソートという同族アンサンブルによる合奏を行なっていました👍
器楽の役割の変化
次第に、楽器は声楽の伴奏として用いられるようになっていきました😆
当時は、低音を鳴らし続けるドローン伴奏、打楽器によるリズム伴奏、ユニゾンなどの簡単な伴奏が行われていました😍
楽器に対する禁忌が薄まり、一般市民も楽器に手を出すようになっていくと、多声音楽を演奏する際自由に楽器を加える習慣が広まっていきました👍
そして、15世紀後半から声楽曲を器楽曲に編曲する習慣も始まり、器楽が広まっていくようになりました😆
バロックの器楽
主旋律の誕生
16世紀末、イタリア(モノディ歌曲)、フランス(宮廷歌謡)、イギリス(独唱歌曲)において、新しい音楽が誕生しています😎共通しているのは、主旋律を和声的な縦の響きによって支えるという点です😘
和声的な音楽が誕生し、主旋律も誕生したのです😎
チェンバロの活躍
楽器の中で最もバロック的な特徴を備えている楽器です😍
チェンバロは、和音を鳴らすのが容易で、その特徴を生かして通奏低音に利用されました😁
通奏低音はバロックの特徴であるので、いかにチェンバロが重要な楽器だったかがわかります😁
なお、バロックや通奏低音に関しては以下の記事で紹介していますので、こちらもご覧ください😁
オルガンやチェンバロは、複数の音を同時に出せ、主旋律と伴奏を引き分けることができます😁
本当の意味での独奏の誕生は、もう少し後の時代になってから考えるべきですが、バロック期のチェンバロ曲やオルガン曲にその源流をみることができます😃
チェンバロについては、以下の記事で詳しく紹介しています😍
オペラと楽器
1600年前後にオペラという新しいジャンルが誕生します😍
オペラにおいて、楽器が持つ意味は大きく、伴奏を器楽アンサンブルが担い、器楽と声楽が交代するリトルネロ様式は、初期オペラの基本構造となりました😆
そして、ヴァイオリン族(ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラなど)が台頭してきます😆
オペラの初期では、金管楽器も活躍しますが、音が大きく、声楽の伴奏に適さないことから、ヴァイオリン族が好まれるようになります😁
ピアノの時代
ピアノの誕生
1700年になる少し前、フィレンチェのメディチ家に仕えていた楽器管理係のクリストフォリ(Bartolomeo Cristofori)が、ピアノという新しい発想の楽器を発明しました😍
この発明はイタリアで注目を集めなかったが、ドイツで注目を集めました😆
オルガン職人のジルバーマン(Gottfried Silbermann)は、クリストフォリの発明を雑誌で読み、自分なりの工夫を加え、1730年ごろ試作品を作り出しました😆
その後、さらに改良を加え、1747年にはピアノ・フォルテを開発しています👍
チェンバロからピアノへ
ピアノがチェンバロに優っている点は、音響の漸次効果、クレシェンドやデクレシェンドが自在にできるところです😊これは、バロック音楽と古典派以降の音楽のもっとも重要な違いと言えます😘
1800年頃には、それまでチェンバロが占めていた地位を、ピアノが占めるようになります😆
19世紀に入る頃から、音楽を愛する層が飛躍的に拡大します😁彼らにとって、ピアノはうってつけの楽器であり、ピアノ・ブームとでもいうべき現象がヨーロッパで起こりました😍
ピアノの発達と共に起こった音楽上の大きな変化は、より多彩な転調を行うようになったことと、12平均律が実用化され、世界中で採用されるようになったことです😎
オーケストラの拡大と器楽の価値
オーケストラの拡大
18・19世紀には、公開演奏会が定着し、それに伴ってオーケストラの形態も大きく変化しました😁
まず、ヴァイオリン・コンソートに低音や内声、和声をお強化するための楽器であるフォゴット、ホルンやティンパニーが追加されました😘
また、旋律を強化する目的で、オーボエやフルートも比較的早い段階で用いられています😍
トランペットは、当時旋律を吹くには適さないと考えられていたため、アクセントをつける楽器として、打楽器的に用いられていました😘
クラリネットは、開発されて間もない楽器であったため、オーケストラへの参加はやや遅れました😆
器楽表現
ピアノやオーケストラが発達し、世の中に行き渡るようになると、器楽に対する考え方も変わっていきました😎
これまでは、器楽は歌詞を持たないので、価値が低いとされてきましたが、バロック期になると器楽も感情表現ができるということが主張されていきます😆
19世紀になると、器楽が歌詞に束縛されないところに価値があるという主張が現れ始めました😊
この考え方には賛否ありますが、器楽の価値が徐々に高まっていったことは確かなようです😊
楽器の改良
公開演奏会が開かれるようになり、大きなホールでも十分に音が響くように、より大きな、より明確な音を出すこと、音色と音程を安定させること、より操作しやすくすること、全ての調による音階に対応できることを目指し改良されていきました😆
木管楽器については、フルートにおいて、ベーム式キー・システムという画期的なシステムが誕生されました😎このシステムにより、操作性が格段に向上し、他の木管楽器に応用されていきました😊
なお、ベーム式フルートについては、以下の記事で紹介していますので、こちらもご覧ください😆
金管楽器は、その特性上、音階の全ての音を出すことが困難でした😅
18世紀までの金管楽器は基本的な倍音しか出せませんでしたが、ヴァルヴ(ピストン、ロータリー)を用いて菅長を変えるシステム(ヴァルヴ・システム)の登場により、音色や音量をほとんど犠牲にせず、操作性を上げることできるようになりました😀
このシステムは現代の標準となっています👍
ヴァイオリンの変化の方向性は、明るく大きな音と、広い音域を目指すものでした😎
そのため、弦をガット弦からスチール弦、巻き線、ナイロン弦などに変化していきました😍
また、楽器本体の強化のために、内部のバス・バーがより太いものに変えられました😀
その他に、弦の角度、魂柱、f字孔、指板も改良されました😁
新しい楽器の開発
18世紀以降、新しく開発され楽器の1つに、クラリネットが挙げられます😘
ニュルンベルクの楽器職人であるデンナー(Johann Christoph Denner)が、古くからある1枚リードの低音楽器であるシャリュモーを改良して、クラリネットを作り出したとされています😎
しかし、デンナーの作り出したクラリネットは音階の中に出せない音があるという重大な課題がありました😅後に、キー・システムが採用され、この課題が解決されています👍
この理由により、クラリネットはオーケストラに加わるのが遅れたと考えられています😁
ベルギーの楽器製造者であるサックス(Adolphe Sachs)は、1845年に軍楽隊の楽器として、金管楽器の一族、サクソルン族を発明しました😀これは、ユーフォニウム、アルトホルンとして、現在でも使用されています😍
1846年には、金管楽器の輝かしい音色と木管楽器の操作性を統合する楽器として、サクソフォンを生み出しました😘
20世紀の器楽
電子楽器の登場
電子技術によって音そのものを作り出す「電子楽器」は、第一次大戦後に3種類の楽器が発明されています😊
最初に登場したのは、ロシアの科学者テレミンが1920年に開発した「テレミン」です😎
次に、フランスのマルトノが1928年に「オンド・マルトノ」を開発しました😁テレミンよりも操作性が良く、演奏者の腕次第で微妙な表情を出すこともできたため、圧倒的な優位性がありました😆
1933年に、アメリカのハモンドが発明した「ハモンド・オルガン」は、磁石の力で音を発するもので、操作性がよく、商業的に成功した最初の電子楽器となりました😁
以上を前史とし、1950年代に真空管やトランジスタを利用した電子オルガンが発明され、アメリカのオルソンが「シンセサイザー」を発明しました😊
なお、管楽器においては「デジタル管楽器」という製品が誕生しています🤩デジタル管楽器については以下の記事で紹介していますので、こちらをご覧ください😆
参考情報
・西洋音楽史再入門、著者:村田 千尋、発行所:株式会社春秋社、初版発行日:2016年7月
・楽器の歴史〈上〉、C.ザックス (著), 柿木 吾郎 (翻訳)、出版社 : 全音楽譜出版社 (1965/1/1)
・楽器の歴史、E・ヴィンターニッソ (著), 皆川達夫 (著)、出版社 : パルコ出版 (1980/6/1)
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・・
・中世ヨーロッパの時代:器楽の価値が低かった時代。
・ルネサンス時代:楽器に対する禁忌が薄まり、一般市民も楽器に手を出すようになっていく。
・バロック時代:和声的な音楽が誕生し、主旋律も誕生。
・ピアノの時代:1700年頃、クリストフォリがピアノを発明、19世紀に入る頃から、ピアノ・ブームとでもいうべき現象がヨーロッパで起こる。
・18 〜19世紀:オーケストラの拡大に伴い、器楽の価値が向上していく。
・20世紀:電子楽器が登場
初めの頃は、器楽の価値が低かったんですね😅
18世紀頃から、我々の馴染みのある楽器が登場してきたという流れなようです😍
最後までご覧になって頂き有難うございました😍
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