【日本の有名チェンバロ奏者7選】
執筆者紹介
当ブログでは、フルートを中心とした音楽情報に関するブログ記事を投稿しています😁
私の細かいプロフィールはこちらです😁
どーも、Irassaiです😎
チェンバロって知ってますか??
バロック時代のピアノのことで、当時はピアノは誕生していなく、鍵盤楽器はチェンバロを使っていたのです😍
ということで、今回は日本のチェンバロ奏者について紹介していきたいと思います🤩
日本の有名チェンバロ奏者、チェンバロとは、代表曲、豆知識など😍
それでは行ってみよう♫
この記事はこんな方におすすめじゃ
・チェンバロについて知りたい方
・ピアノの歴史について興味がある方
・チェンバロの音や曲を聴いてみたい方
ちなみに、楽譜を自動で伴奏してくれるアプリがあることはご存知でしょうか??
Metronautは、自分の好みな曲を選択すると楽譜が表示され、さらに伴奏音源を流しながら自分の楽器を練習することができるアプリです😆
例えば、自分の好きな曲を選択し、ピアノ伴奏を流しながらフルートを演奏することができます😍
また、フルートをオンにすれば、お手本演奏として音源を聴くこともできます😍
今なら、1週間無料トライヤルを実施していますので、試しに使用してみてはいかがでしょうか👍
*リンク先が英語表記の場合がありますが、ダウンロード後は日本語表記になりますのでご安心ください。
また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください👍
日本のチェンバロ奏者
植山 けい
ロンドン出身のチェンバロ奏者、植山 けいさんです😎
桐朋学園大学、アムステルダム音楽院(オランダ)、ロンジー音楽院チェンバロ修士課程(アメリカ)、ブリュッセル王立音楽院フォルテピアノ科修士課程(ベルギー)を卒業・修了されています😆
2004年パオロ・ベルナルデイチェンバロコンクール第2位、第19回国際古楽コンクール<山梨>チェンバロ部門第3位など、数々の功績を収めています😊
現在、欧米と日本を中心に活動、桐朋学園大学嘱託演奏員を務められています👍
演奏動画リンク:バッハ:イタリア協奏曲 第1楽章
参考情報:植山けいHP
水永 牧子
1975年生まれ、東京出身、桐朋学園古楽器科、フライブルク音楽大学大学院を卒業・修了されています😎
1999年モントリオール国際チェンバロ・コンクール第2位、第11回山梨古楽コンクール・アンサンブル部門第2位、2000年ブルージュ国際コンクール・アンサンブル部門第2位など、数々の賞を受賞されています😍
ソロ活動に加え、録音活動や執筆などもされています👍
演奏動画リンク:水永牧子 Makiko Mizunzga|カヴァティーナ Cavatina
参考情報:水永 牧子HP
鈴木 優人
1981年4月8日生まれ、東京芸術大学作曲科、同大学院古楽科、ハーグ王立音楽院修士課程を卒業・修了されています🤩
チェンバロだけでなく、指揮者、作曲家、ピアニスト、オルガニスト、演出家、プロデューサーなど、幅広い音楽分野で活動されています🤩
現在はオランダに在住しています😁
演奏動画リンク:“MASATO SUZUKI presents -BACH at BLUE NOTE
参考情報:Wikipedia
鈴木 雅明
1954年4月29日生まれ、兵庫県神戸市出身、、東京芸術大学音楽学部作曲科、同大学院オルガン科、スウェーリンク音楽院(アムステルダム)を卒業・修了されています🤩
チェンバロとオルガンのソリストとして国内外で活動、録音活動などに従事されています😍
ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章、紫綬褒章、ロンドン王立音楽院・バッハ賞など、数々の功績を残されています😁
現在は、イェール大学アーティスト・イン・レジデンス、シンガポール大学ヨン・シゥ・トウ音楽院客員教授、神戸松蔭女子学院大学客員教授、東京藝術大学名誉教授を務められています😉
演奏動画リンク:An excerpt from Masaaki Suzuki and Masato Suzuki Duo Recital
参考情報:Wikipedia
曽根 麻矢子
桐朋学園大学附属高校ピアノ科を卒業し、故鍋島元子に師事しました😘
1986年のブルージュ国際チェンバロ・コンクールに入賞、審査員であったスコット・ロスに指導を受けました😍
現在では、ツアーや録音活動など、精力的に活動されています😊
では、演奏を聴いてみましょう😁
演奏動画リンク:Duphly:Médéeデュフリ:メデ
参考情報:曽根 麻矢子HP
中野 振一郎
1964年生まれ、京都出身、桐朋学園大学を卒業されています😆
1991年にはフランス「ヴェルサイユ古楽フェスティバル」のクープラン・サイクルに出演し、「世界の9人のチェンバリスト」の一人に選ばれています😁
大阪文化祭賞、村松賞、レコードアカデミー賞など、数々の賞を受賞されています👍
それでは華麗なる演奏を聞いてみましょう♫
演奏動画リンク:チェンバロ・ソナタ K. 27 第1楽章
参考情報:中野 振一郎HP
松岡 友子
千葉県出身、ミラノ音楽院、ミラノ市立音楽院、ローディ市立音楽院17世紀イタリア音楽研究所、 2008年コモ国立音楽院・同音楽院マスターコース修了されています😍
第44回ブルージュ国際コンクール第3位、その他にも数々のコンクールで受賞されています😆
2011年よりスペイン・バルセロナに在住されています😘
演奏動画リンク:Tomoko Matsuoka | Th. Arne: Sonata No. 1
参考情報:松岡 友子HP
チェンバロとは
チェンバロとは、ルネサンスやバロックの時代に使用されていた鍵盤楽器です😍
形状はピアノと似ていますが、ピアノが弦をハンマーで叩いて音を出すのに対し、チェンバロは弦を爪ではじくことで音を出します🤩
別名で、ハープシコード(harpsichord)とも呼ばれます😍
クラシックの歴史
クラシック音楽はバロック、古典派、ロマン派の3つの時代に分類されることが多いです😎
3つの時代をどこで分けるかは、教科書や研究者によって違うようですが、ここでは1600年〜1750年をバロック、1750年〜1800年までを古典派、1800年〜1900年をロマン派として考えていきます😍
ちなみに、ルネサンスはバロックの1つ前の時代になります👍
今回紹介していくチェンバロは、主に1600年〜1750年ごろに活躍した楽器ということですね😁
なお、もっと詳しく歴史について知りたい方は以下の記事をご覧ください😘
ピアノとチェンバロの歴史
中世ヨーロッパ時代は、楽器は悪魔の道具として敬遠されていました😅
一方、認められていた楽器もありまして、それが堅琴、ラッパ、オルガンです😊
ルネサンス時代になると、徐々に楽器に対する禁忌が薄まり、一般市民も楽器に手を出すようになっていきます😍
バロック時代になると、主旋律や通奏低音という考え方が確立されていきます😘
そこで活躍したのがチェンバロになります🤩
チェンバロは、和音を鳴らすのが容易なので、通奏低音を表現するのに適した楽器だったというわけです😍
1700年になる少し前、クリストフォリが、ピアノという新しい発想の楽器を発明し、オルガン職人のジルバーマンは、クリストフォリの発明を工夫し、1747年にピアノ・フォルテを開発しました😘
1800年頃には、それまでチェンバロが占めていた地位を、ピアノが占めるようになり、19世紀に入る頃にはピアノブームが巻き起こりました🤩
これにより、チェンバロは衰退し、ピアノがメインの鍵盤楽器として使われるようになったというわけです😊
近年では、チェンバロは古楽器として再び演奏されるようになっています😊
なお、もっと楽器の歴史について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください👍
チェンバロの音を聴いてみよう
では、実際にチェンバロの音を聞いてみましょう😍
演奏動画リンク:バッハ:メヌエットBWV Anh.114 (チェンバロ)
いかがだったでしょうか??
実際聞いてみると、どこかで聞いたことのあるような音色だったのではないかなと思います😁
チェンバロの名曲
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971(J. S. バッハ)
J. S. バッハ作曲、イタリア協奏曲です😎
協奏曲とは、独奏楽器とオーケストラが共演する演奏形態のことですが、このイタリア協奏曲はチェンバロの独奏曲になっています🤩
バッハが生まれた時代では、イタリアが芸術をリードしており、バッハにとっても憧れだったようです😆
20代半ばに、エルンスト公子の依頼でイタリアの作曲家による協奏曲をチェンバロにアレンジするという依頼を受け、それを通じてイタリアの協奏曲のスタイルや本質を会得していきました😊
そして、40代半ばにオリジナルの協奏曲作品として作られたのが「イタリア協奏曲」なのです😍
演奏動画リンク:バッハ:イタリア協奏曲 第1楽章
神秘なバリケード 変ロ長調(F.クープラン)
フランソワ・クープラン作曲の神秘なバリケードです🤩
クープランの名曲の1つで、「なぜこのタイトル名なんだ??」ということでも有名です😘
今の所、定説はないようで、色々な憶測が飛び交っているようです👍
演奏動画リンク:クープラン作曲 神秘の障壁(バリケード)
サラバンド(ラモー)
ジャン=フィリップ・ラモー作曲、サラバンドです😎
1728年に出版された新クラヴサン組曲集は全7曲の構成で、その3番目がサラバンドになります😘
とても美しメロディが印象的なこの曲、聴いてみましょう♫
演奏動画リンク:ラモー:サラバンド
かっこう ホ短調(ダカン)
フランスの作曲家ルイ=クロード・ダカン作曲、かっこうです😎
1735年にチェンバロのための曲集の中で発表したものになります🤩
この時代では自然に対して敬意を払っていたようで、自然の描写を音楽で表現した作品が多く残されています😍
鳥の声も多く表現されていて、このかっこうもその1つになります😆
演奏動画リンク:ダカン作曲 《カッコウ》
チェンバロ豆知識
チェンバロ奏者は常に楽譜を見る
チェンバロ奏者はソロで演奏するときでも、楽譜を見ながら演奏するのが一般的なようです😎
この理由は、通奏低音にそって即興で演奏することが求められ、楽譜が複雑であるため暗譜せずに演奏するのが昔ながらの習わしなのだそうです😍
チェンバロはメンテナンスが大変
チェンバロはメンテナンスが大変な楽器でして、特に調律を自分で毎回しなけらればなりません😅
なので、調律の方法を会得し、演奏前にチューニングしなければならないという😅
これが現代ではピアノが主流になっている理由の1つですね🤩
バフストップで音色を変えられる
引用:RHY
左から2番目のLレバーは「バフストップ」と言われ、チェンバロの弦をフェルトで抑えることにより、音色を変えることができます😊
感覚的には、琴のような音色に変わりますね🤩
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・
<チェンバロとは>
・ルネサンスやバロックの時代に使用されていた鍵盤楽器
・1800年頃には、チェンバロからピアノに変遷していった
最後までご覧になって頂き有難うございました😍
楽器を売りたい方へ
使わなくなった楽器や古い楽器の整理をしたいけど、廃棄するのがもったいなかったりしますよね😅
そんな時は、出張買取が便利ですよ😆
出張買取は、業者が自宅まで赴き楽器の査定してくれます😁
そして、気に入った金額ならばその場で支払いをし、楽器を引き取ってくれるのです😆
しかも、買取が不可能でも楽器を引き取り廃棄してくれる業者もあります😆
私がおすすめなのは楽器の買取屋さんで、出張費、査定費が無料で、当日支払いも可能なのです😁
電話での応対も丁寧ですので、もし不必要な楽器の処分に困っていたら、電話で相談してみましょう👍
また、以下の記事では楽器買取について詳しく紹介していますので、興味がある方は以下の記事もご覧になってみてください👍
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません