【フルートクラシック名曲:フランス近代編】曲や楽譜を紹介♫
どーも、Irassaiです😎
フランスの音楽家、有名な方たくさんいらっしゃいますね😍
今回は、近代のフランス音楽家に焦点を当てて、ドビュッシー、ラヴェル、ゴーベール、タファネルのフルートの名曲を紹介していきたいと思います😍
では、行ってみよう♫
この記事はこんな方におすすめじゃ
・フランス音楽に興味がある方
・フルートの名曲を探している方
・クラシックが好きな方
ちなみに、楽譜を自動で伴奏してくれるアプリがあることはご存知でしょうか??
Metronautは、自分の好みな曲を選択すると楽譜が表示され、さらに伴奏音源を流しながら自分の楽器を練習することができるアプリです😆
例えば、自分の好きな曲を選択し、ピアノ伴奏を流しながらフルートを演奏することができます😍
また、フルートをオンにすれば、お手本演奏として音源を聴くこともできます😍
今なら、1週間無料トライヤルを実施していますので、試しに使用してみてはいかがでしょうか👍
*リンク先が英語表記の場合がありますが、ダウンロード後は日本語表記になりますのでご安心ください。
また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください👍
クロード・ドビュッシー
ドビュッシーとは
クロード・アシル・ドビュッシー(Claude Achille Debussy, 1862年8月22日 -1918年3月25日)は、フランスの作曲家で『海』や『夜想曲』などが有名ですね😆
また、ドビュッシーの音楽は印象主義音楽と呼ばれ、気分や雰囲気の表現に比重を置いています🤩
ドビュッシー フルート作品
シランクス (パンの笛)L.129
ドビュッシーのフルート作品といえば、この無伴奏の名曲「シランクス (パンの笛)」でしょう😎
1913年、ガブリエル・ムーレの舞台劇『プシュケ』のためにシランクスを作曲し、フルーティストのルイ・フルーリー(1878-1926)に捧げました😘
当初は『パンの笛』と名付けられましたが、すでにドビュッシーの連作歌曲『ビリティスの歌』に同名の作品があることから、混同を避けて『シランクス』と改名されました😘
当時の作曲家たちは、よくギリシャ神話を題材に作曲をしていたようで、この曲もギリシャ神話の牧神パンとシランクスの話を題材にしています🤩
(牧神パンの物語概要)
牧神パンは、木の妖精シランクスに一目惚れし、愛を迫っていました。
しかし、シランクスはそれを拒み続けたため、パンは力づくで捕まえようとしました。
逃げ場を失ったシランクスは川辺で葦に姿を変えてしまうのでした。
パンは嘆き悲しみ、その葦を摘んで笛を作り、ため息を吹き込んだところ、楚々とした美しい音が鳴りだした。
この曲は悲しみを込めて演奏すると良いと思います😘では、聞いてみましょう♫
リンク:シランクス
なお、シランクスを始めに、おすすめな無伴奏曲を紹介した記事もありますので、こちらも是非ご覧ください👍
フルートとヴィオラとハープのためのソナタ L.137
ドビュッシーの晩年の作品、フルートとヴィオラとハープのためのソナタです😎
ドビュッシーはその晩年、「様々な楽器のための6つのソナタ 」を作曲する計画を立てましたが、3つのソナタを完成させた後癌で亡くなってしまいました😥
その3つの作品のうちの1つが「フルートとヴィオラとハープのためのソナタ」になります😘
(構成)
第1楽章 牧歌 (Pastorale)
第2楽章 間奏曲 (Interlude)
第3楽章 終曲 (Finale)
では、聞いてみましょう♫
なお、おすすめなフルートソナタを紹介した記事もありますので、こちらも是非ご覧ください👍
牧神の午後への前奏曲 L.86
詩人マラルメの『牧神の午後』に感銘を受けて書かれた作品、「牧神の午後への前奏曲」です😎
『牧神の午後』は、「夏の昼下がり、好色な牧神が昼寝のまどろみの中で官能的な夢想に耽る」という内容で、曲調も幻想的なものになっています😆
では、聞いてみましょう♫
リンク:牧神の午後への前奏曲
ビリティスの歌
フルート2本を含んだ室内楽曲、「ビリティスの歌」です😎
ビリティスの歌は、1894年にピエール・ルイスにより発表された散文詩集で、そのうち3遍をドビュッシーが選んで、歌曲を作曲したものです😘
(3つの歌曲)
・パンの笛
・髪
・ナイアードの墓
では、聞いてみましょう♫
リンク:ビリティスの歌
モーリス・ラヴェル
ラヴェルとは
ジョゼフ・モーリス(モリス)・ラヴェル(1875年3月7日 – 1937年12月28日)は、『スペイン狂詩曲』、バレエ音楽『ダフニスとクロエ』、『ボレロ』の曲で有名な方ですね😎
また、オーケストレーションの天才、管弦楽の魔術師とも呼ばれています😆
ラヴェル フルート作品
亡き王女のためのパヴァーヌ M.19
「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、パリ音楽院在学中に作曲したラヴェルの代表曲の1つです😎
パヴァーヌとは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパの宮廷で普及していた舞踏のことです😚
ピアノ曲および管弦楽曲として作曲されましたが、よくフルートでも演奏されます😘
では、聞いてみましょう♫
リンク:亡き王女のためのパヴァーヌ
序奏とアレグロ M.46
「序奏とアレグロ」は、1905年に作曲されたハープ、フルート、クラリネットおよび弦楽四重奏のための七重奏曲です😎
エラール社のダブル・アクション方式のペダルつきハープの普及のために、同社より依頼された楽曲のようです😊
では、聞いてみましょう♫
リンク:序奏とアレグロ
ボレロ M.81
ボレロは、1928年に作曲されたバレエ曲です😎
この曲は、バレエ演者のイダ・ルビンシュタインの依頼により、スペイン人役のためのバレエ曲として制作されました🤩
では、聞いてみましょう♫
リンク:ボレロ
フィリップ・ゴーベール
ゴーベールとは
フィリップ・ゴーベール(Philippe Gaubert、1879年7月5日 – 1941年7月8日)は、フランスのフルート奏者、指揮者、作曲家です😎
特に、多くのフルート作品を残しており、フルート奏者の重要なレパートリーになっています😊
ゴーベールの作品目録は存在しませんが、詳細に研究した方の資料を引用すると、編曲作品も含め128作品存在するとこのことです😍
ゴーベール フルート作品
ファンタジー
ゴーベールの代表作の1つ、「ファンタジー」です😙
Moderato quasi Fantasia、Vifの2構成で、切ないフレーズから始まったかと思うと、Vifでキレキレのフレーズが流れてきます😃
では、聞いてみましょう♫
リンク:ファンタジー
ノクターンとアレグロ・スケルツァンド
ゴーベールはタファネルの元でフルートを学び、1906年に作曲されたこの曲は、タファネルがパリ音楽院で教授を務めていた最後の頃の卒業試験用作品です😎
では、聞いてみましょう♫
バラード
1927年に作曲された「バラード」です😘
「バラード」は物語的な内容ですが、抒情的な部分と後半の活発な部分から成っています😍
では、聞いてみましょう♫
リンク:バラード
マドリガル
名曲「マドリガル」です😎
医学アカデミーの博士に捧げられている曲で、アマチュア向けに書かれたのではないかと思われます😚
そこまで難しいフレーズがないので、初級者〜中級者の方にうってつけの曲です😍
では、聞いてみましょう♫
リンク:マドリガル
クロード・ポール・タファネル
タファネルとは
クロード・ポール・タファネル(Claude Paul Taffanel, 1844年9月16日 – 1908年11月22日)は、フランスのフルート奏者、作曲家です😎
オペラ座や音楽院管弦楽団で首席奏者を務め、ソロ活動も精力的に行なっていました😚
その後、指揮者としても活躍し、母校のフルート科教授として教育活動もしていました🤩
タファネル フルート作品
魔弾の射手による幻想曲
1876年に出版されたタファネルの名曲「魔弾の射手による幻想曲」です😎
1:Allegro 、2:Adagio、3:Andante quasi Allegretto、4: Meno vivoの構成です😆
では、聞いてみましょう♫
リンク:魔弾の射手による幻想曲
アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ
タファネル63歳(死の一年前)の作品、「アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ」です😎
パストラルとは、田園曲という意味で、のんびりした田舎の風景を思い出させるような曲ですね😆
では、聞いてみましょう♫
ミニヨンの主題によるグランドファンタジー
1874年に発表された、タファネルの初めての出版作品です😎
『ミニヨン』は、フランスのオペラ作曲家アンプロワーズ・トマの歌曲『ミニヨン』からきています🤩
(構成)
1: Presto
2: Romance
3: Allegretto moderato
4: Moderato
5: Presto
では、聞いてみましょう♫
タファネル&ゴーベール 17のメカニズム日課大練習
曲・・・ではないのですが、有名な教本を紹介します😎
主に基礎練習に重点を置いた教本で、上述したゴーベールとタファネルの作品となります😚
基本的な音階練習を10パターンの吹き方で演奏する練習を黙々とやります😍
音大生必須のアイテムでして、基礎練をしっかりやりたい方にオススメです😘
現在、私もチャレンジ中ですが、量がすごいので、まだ3ページしか進んでいません😅・・・コツコツ頑張りますわ😅
なお、おすすめな基礎練習本を紹介した記事もありますので、こちらも是非ご覧ください👍
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・
・ドビュッシー:シランクス、フルートとヴィオラとハープのためのソナタ、牧神の午後への前奏曲、ビリティスの歌
・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、序奏とアレグロ、ボレロ
・ゴーベール:ファンタジー、ノクターンとアレグロ・スケルツァンド、バラード、マドリガル
・タファネル:魔弾の射手による幻想曲、アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ、ミニヨンの主題によるグランドファンタジー
最後までご覧いただき有難うございました😎
なお、以下のnoteではフルートのおすすめ曲について紹介した記事を投稿しています😆
フルートの有名な曲の紹介、クラシック、ジャズ、ボサノヴァの曲の紹介、楽譜の探し方について、全18,50字に及ぶボリュームとなっています😍
このnoteを読めば、フルートの有名な曲を一通り理解することができるので、興味がある方はぜひこちらもご覧になってみてください👍
なお、その前の時代であるロマン派の作曲家たちの記事も書いていますので、こちらもぜひご覧ください😆
また、他の有名な近代クラシック作曲家については以下の記事で紹介していますので、こちらもご覧ください🤩
楽器を売りたい方へ
使わなくなった楽器や古い楽器の整理をしたいけど、廃棄するのがもったいなかったりしますよね😅
そんな時は、出張買取が便利ですよ😆
出張買取は、業者が自宅まで赴き楽器の査定してくれます😁
そして、気に入った金額ならばその場で支払いをし、楽器を引き取ってくれるのです😆
しかも、買取が不可能でも楽器を引き取り廃棄してくれる業者もあります😆
私がおすすめなのは楽器の買取屋さんで、出張費、査定費が無料で、当日支払いも可能なのです😁
電話での応対も丁寧ですので、もし不必要な楽器の処分に困っていたら、電話で相談してみましょう👍
また、以下の記事では楽器買取について詳しく紹介していますので、興味がある方は以下の記事もご覧になってみてください👍
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません