【10分でわかる】フルートのメンテナンスとオーバーホール
執筆者紹介
当ブログでは、フルートを中心とした音楽情報に関するブログ記事を投稿しています😁
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どーも、Irassaiです😎
フルートのメンテナンスって、いつ出せば良いんでしょうね??
調子が悪くなった時? 1年に1回くらい??
そんなあなたのために、メンテナンスについてまとめてみました😆
メンテナンスとは?、何故必要なのか?、日々の手入れの重要性、頻度、メンテナンスに出す場所、期間や料金、オーバーホールなど😘
この記事を読めば、メンテナンスの重要性に気づくと思います😊
では、行ってみよう♫
ちなみに、楽譜を自動で伴奏してくれるアプリがあることはご存知でしょうか??
Metronautは、自分の好みな曲を選択すると楽譜が表示され、さらに伴奏音源を流しながら自分の楽器を練習することができるアプリです😆
例えば、自分の好きな曲を選択し、ピアノ伴奏を流しながらフルートを演奏することができます😍
また、フルートをオンにすれば、お手本演奏として音源を聴くこともできます😍
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*リンク先が英語表記の場合がありますが、ダウンロード後は日本語表記になりますのでご安心ください。
また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください👍
フルートのメンテナンスとは
ここで言うメンテナンスとは、楽器店のリペア(修理師)に預けて調整してもらうことを指します😆
自分自身で行う日々のメンテナンスは「手入れ」とこの記事では表現することにします🤩
フルートのメンテナンスとは、リペアに預けてタンポの交換・調整、キィの調整、全体の調整などを行うことです😊
メンテナンスの内容は、フルートのコンディションや自身の要望によりますが、タンポは消耗品なので定期的な交換が必要になりますし、キィも長く使用していると劣化してきますので調整が必要になってきます😆
なぜ、メンテナンスは必要なのか?
よくメンテナンスする項目としては、キィの調整やタンポの交換があります😎
この辺の項目は自分で気づきづらいですし、自分で調整するのはとても難しいです😅
気づかないうちに、フルートが劣化していると、音が鳴らなくなったりしたときに無理に吹こうとしてしまい、変な癖がつく可能性があります😅
これを防ぐために、定期的にフルートをメンテナンスしてもらい、良い状態を保つのが最良です😊
メンテナンスは自分でできるのか? 黒ずみを消すのはあり
上述したように、キィの調整やタンポの交換を自分で行うのはやめた方が良いです😅
唯一できるとすれば、黒ずみを消すことくらいかと思います😘
黒ずみは銀製、洋銀製又は白銅製のフルートを長年使用していると生じます😅
原因は、硫化で、空気中の硫黄成分と反応して黒くなってしまうのです😅また、皮膚の成分にも硫黄が含まれているので、手で触った後の拭き取りが甘いと黒ずんでしまいます😅
しかし、これは「バズ シルバークリーナー」を使えばある程度消すことができます😊
このクリーナーで黒ずみを擦るとかなりキレイになります😘使い方も簡単で、擦るだけです😆
これを用いてもキレイにできない場合は、リペアにお願いしましょう👍
日々のお手入れの重要性
メンテナンス費用や頻度を下げることができる
フルートのメンテナンスは定期的に必要ですが、日々のケアをしっかりしていれば、メンテナンスの頻度や料金を下げることができます😄
例えば、私が8年ぶりにフルートを再開した時、日々のケアが足りず菅体に入れ込む頭部管部分の滑りが悪くなってしまい、頭部管の抜き差しが大変になってしまったことがありました😅
その際、リペアにメンテナンスに出すことで解消されましたが、多少費用がかかりました😅
しかし、その後注意して頭部管、その周辺、内側部分をクロスやガーゼで拭き取ることを意識したら、同じ問題は生じなくなりました😘
つまり、メンテナンスの頻度が下がったということです👍
日々の手入れについては、いくつかポイントがありますので、1つ1つ見ていきましょう♫
フルートのお手入れポイント
フルートのお手入れポイントは・・・
1. フルートを使ったら、必ず清掃する
2. クロスが届きにくい部分を意識して拭く
3. 頭部管と足部管の菅体に入れ込む部分をキレイに拭く
4. ケースの中に変色防止布とモイスレガートを入れる
フルートを使ったら、必ず清掃する
基本中の基本ですね😎
毎日清掃しているから、今日はやらなくて良いか♫・・とならないように、こまめに清掃してあげましょう😆
なお、基本的な掃除の仕方は以下の記事で紹介しています😊
クロスが届きにくい部分を意識して拭く
クロスが届きにくい箇所は、キィの周りです😅
特に、キィ付近の菅体部分は届きにくいので、丁寧に拭き取りましょう😊
意外と忘れがちなのが、菅体に接続している棒部分ですね😅
結構、黒ずみやすいポイントなので、ここも忘れずに拭き取りましょう😄(私のフルートは思いっきり黒ずんでしまいました😅)
頭部管と足部管の菅体に入れ込む部分をキレイに拭く
この部分をキレイに拭いておかないと、スベりが悪くなって、頭部管や足部管の接続がスムーズにいかなくなります😅意識して拭くようにしましょう🤩
具体的には、赤で示した部分の表面と内側(管の中)を拭きます😍
ケースの中に変色防止布とモイスレガートを入れる
変色防止布は、フルートが変色するのを防いでくれる布で、モイスレガートはフルートケース内の湿度を保ってくれる(40%〜60%)商品です😁
どちらも、フルートの状態を保つのに良い商品なので、フルートケースの中に入れておくのをおすすめします😁
どちらも1000円程度で、2年間もちます😀
なお、長持ちさせるための種々の備品については以下の記事で紹介していますので、こちらもご覧ください😆
メンテナンスの頻度
メンテナンスに行くタイミングとしては、定期的なメンテナンスと、何か異常が生じた時の2つになります😎
定期的なメンテナンスに関しては、自身のフルートを購入してからどのくらい年月が経っているかにもよります😆
1つ1つ見ていきましょう😊
なお、楽器練習の際に曲の伴奏があると練習しやすいですよね😆
実は、曲の自動伴奏アプリというものがありまして、私のおすすめはMetronautというアプリになります😁
また、自動伴奏アプリについては以下の記事で詳しく紹介していますので、興味がある方はこちらもご覧になってみてください👍
新規購入又はオーバーホールしたての方
新規購入又はオーバーホール(フルートを全点検し、新品同様の状態に戻すこと)したての方は、3〜4ヶ月に一度メンテナンスに出すと良いです(おそらく、楽器店の方にも言われると思います)😎
初期のフルートは、タンポが馴染むのに時間がかかるため、安定した音色になるまで時間がかかるからです😄
リペアさんと相談しつつ、メンテナンスに出していきましょう👍
新規購入後、1年以上経過している方
年に1回〜2回メンテナンスに出しましょう👍
年に1回にするか、2回にするかは、フルートを使う頻度や時間にもよります😘
毎日長時間練習する方は、その分消耗が激しいので、年に2回はメンテナンスに出す必要があります😙
一方、たまに短時間練習するなど、そこまで練習時間が多くない方は、年に1回で十分です😊
後は、メンテナンスの際、リペアの方と相談し、次はいつ頃来たら良いか伺うのが良いと思います😁
何か異常が生じた時
何か少しでも違和感を感じたら、すぐメンテナンスに出しましょう😊
「自分の吹き方が悪いのかな?」と思うかもしれませんが、違和感の原因がフルートにあることは結構あります🤩
例えば、私は低音が苦手なので、毎日低音の音を出す練習をしますが、ある時どうも低音の鳴りが悪いなと思った時がありました😅
その状態が何日も続いたのでリペアさんに相談したところ、キィのネジが緩んでいたそうです😅
その場で調整してもらったら、すぐに音色が元に戻りました😊
フルートは、こんな些細なことでも調子が崩れるようですので、何か変だなと思ったらリペアに見てもらいましょう😘
メンテナンスに出すお店
メンテナンスに対応しているお店は、楽器店や販売店になります😆
具体的には、島村楽器、ドルチェ楽器などの総合楽器店や、村松楽器、パール楽器などのフルート専門店です😉
どこのお店も、どんな種類のフルートにも対応してくれますが、自分のフルートのメンテナンスが可能か事前に確認しておきましょう😚
また、お店によっては、配送サービスをしてくれているので、直接伺わなくてもメンテナンスに対応してくれます😚
メンテナンスは、事前予約制であることがほとんどですので、伺う前に予約を取っておきましょう😍
なお、おすすめな楽器店については以下の記事をご覧ください👍
おすすめのメンテナンス店
実は、ないです😅
というのも、リペアはお店によるのではなく、職人さんの腕によるからです😅
私は、島村楽器 グランフロント店にいるリペアさんがお気に入りなので、毎回同じ方にメンテナンスして頂いてます😁
私の先生は、ドルチェ楽器のリペアさんがお気に入りで、その方以外には依頼しないそうです😎
こればかりは、自分で足を運んで、自分に合ったリペアさんを探すしかないと思います😅頑張りましょう😘
自分の楽器に合うリペアさんを探す重要性
正直に言うと、メンテナンスはリペアさんの腕による部分が大きいです😅
従って、どのリペアさんに自分の楽器をメンテナンスしてもらうかで、自分の楽器の状態がかなり変わります😅
例えば、私は島村楽器のリペアさんに毎回メンテナンスをして頂いていましたが、あるときリペアさんが都合により休職してしまい、違う方にメンテナンスをして頂きました😁
すると、どことなく以前よりも音の鳴り方が変わりまして、少し違和感を感じるようになったのです😅
なので、次のメンテナンスは先生のおすすめのドルチェ楽器のリペアさんに診てもらいました😘
すると、ビックリするくらいフルートの状態が良くなったのです😁
具体的には、全体的に音が鳴りやすくなり、跳躍もスムーズになりました😁
特に、低音域が楽に鳴るようになったので、リペアさんによってこれほどフルートの状態が変わるのかと驚きました😍
なので、リペアさん探しはかなり重要でして、自分の納得のいくリペアさんを見つける努力をしていきましょう👍
メンテナンスの際にリペアさんと話すこと
リペアさんと話す前に、相談する内容を考えておきましょう🤩
私が相談する際は・・・
1. 明らかに異常がある箇所はないか
2. 些細だが、違和感が生じることはないか
3. タンポの状態は問題ないか
4. 預ける場合、期間はどれくらいか
5. 預ける場合、フルートを借りることはできるか?
6. 費用はどれくらいか?
7. 他に要望はないか?(黒ずみをキレイにしてほしいなど)
ということを相談します🤩
特に、預ける期間は、リペアさんの仕事の忙しさにもよりますので、長期間預けたくない方はその旨を相談しましょう😊
この前、私がメンテナンスに出した時は、初めに3週間の預かり期間を提示されましたが、1週間くらいにして欲しいと頼んだところ、時期をずらせば可能ということで、1週間に変更してもらうことができました😆
メンテナンス料金
メンテナンス費用は、楽器の状態、修理箇所などにより様々ですが、目安として情報が入手できた以下の楽器店についてご紹介します😎
また、私が経験したメンテナンス費用としては、特に何もない定期的なメンテナンスは0円、全体的な調整が必要だった時が1万円程度、タンポを6個ほど交換した時は2万円程度でした😎
個人的には、日頃の手入れをしっかり行って入れば、タンポ交換の時以外は高額な費用はかからない印象です😄
やはり、日頃の手入れが大事ですね👍
なお、タンポについては以下の記事で詳しく紹介しています👍
オーバーホールについて
オーバーホールとは、「フルートを全点検し、新品同様の状態に戻すこと」と一般的には解釈されていますが、リペアさんや楽器店によって定義は変わります😅
タンポを全交換することを「オーバーホール」とする場合もあります😅
島村楽器のリペアさん曰く、「オーバーホール」という用語は曖昧なので、全タンポ交換、全点検など、具体的な修理内容で話をするようにしているとのことでした😘
オーバーホールに出すタイミング
実は、明確にどのくらいの年月が経過したらというのはありません😅
一般的には「10年くらい」と言われたりもします😁
しかし、私のフルートは購入してから12年くらい経過してますが、オーバーホールしたことはありませんし、必要だとも言われていません😘
一方、私の知り合いのフルートを使用する頻度が高い方は、7〜8年目でオーバーホールに出したとおっしゃってました😊
つまり、結局自分のフルートの使用頻度や状態によるということです😅
従って、自分で判断せずリペアさんと相談しながら自分のフルートを調整してくのが良いでしょう😆
オーバーホールの際の期間や料金
こちらも自身のフルートの状態やお店の状況にもよりますが、参考までにムラマツ楽器の場合をご紹介します😎また、オーバーホールを全タンポ交換とするならば、上述した表を参照ください😊
*参考情報:村松楽器
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・
<メンテナンスの頻度>
・新規購入又はオーバーホールしたての方:3〜4ヶ月に1回
・新規購入後1年以上経過している方:年に1回〜2回
・異常が生じたとき
<メンテナンス料金>
メンテナンス内容によるが、目安は1万円程度
<メンテナンス期間>
メンテナンス内容によるが、目安は1週間〜3週間
最後までご覧になって頂き有難うございました😍
ちなみに、楽譜を自動で伴奏してくれるアプリがあることはご存知でしょうか??
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また、以下の記事では楽器買取について詳しく紹介していますので、興味がある方は以下の記事もご覧になってみてください👍
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