【初心者必見】フルート楽譜の読み方のコツ8選
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フルートの楽譜って、なかなかスラスラ読めないですよね。
楽譜をスラスラ読むには何度も譜読みをするのが一番ですがいくつかコツもあります。
ということで、今回はフルートの楽譜の読み方や私が編み出したコツについてご紹介していきます。
本記事を参考にして、楽しくフルートを演奏できるようになりましょう。
ちなみに、楽譜を自動で伴奏や演奏をしてくれるアプリをご存知ですか??
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また、以下の記事ではMetronautを始めとした自動伴奏アプリやそれらの使い方について紹介していますので、こちらもぜひご覧になってみてください👍
フルート楽譜の読み方のコツ8選
この章では、フルート楽譜の読み方やコツについて紹介していきます。
1つ1つみていきましょう。
基本ルールを覚える
・ドレミファソラシの位置
・♯と♭
・休符
・拍子
・音楽記号
まずは、楽譜を読むための基本ルールを覚えましょう。
最初に覚えるべきポイントは上記の5つになります。
フルートの楽譜は「五線譜」といわれる以下のような5つの横線に音符が並んでいます。
この五線譜の上に音符がどの位置にあるかで「ドレミファソラシ」を判断するのです。
従って、この五線譜のどの位置に音符があると何の音なのかを覚えていくことが楽譜の読み方の最初の一歩となります。
なお、これら基本ルールに関しては以下の記事で詳しく紹介していますので、よくわからない方はこちらも合わせてご覧ください。
音符の読み方のコツ
では、音符の読み方のコツについてご紹介していきます。
1つ1つみていきましょう。
音符の数え方
まずは「ド」の位置を覚えます。
上図を参考に「ド」の位置を確認したら、次に「レ」の位置を見ます。
音符が上に1つずれたら「レ」、もう1つずれたら「ミ」・・・となります。
なので、「ド」の位置さえ覚えてしまえば、あとは「ドレミファソラシ」と数えていけば良いのです。
音符の数え方のコツ
・各オクターブの「ド」を覚える
・「ド」以外の音符の位置をいくつか覚える
・おすすめは「ソ」
フルートは第1オクターブのド〜第3オクターブのミまで覚えておけば十分です。
第1オクターブのドの位置を覚えて数えていけば良いのですが、この方法しかできないと音符を読むのに時間がかかります。
私のおすすめするコツとしては、各オクターブの「ド」の位置を覚えることです。
そうすると、いちいち第1オクターブのドから数えなくとも労力が減るので数えるのが楽になります。
さらに、もう1つ違う音符の位置も覚えてしまうと譜読みが早くなります。
私のおすすめは「ソ」で、「ソ」は丁度「ド」〜「ド」の間の音なので、音符を数えるのがさらに早くなります。
なかなか譜読みが早くできない方は、まずは「ド」と「ソ」の位置を覚えてみましょう。
少しづつ音符を覚えていく
・「ド」と「ソ」以外の音も覚えていく
・特徴づけて覚えていく
・最終的には数えなくとも音符がわかるようになるようにする
「ド」と「ソ」の音符の位置が覚えられたら、「レ」、「ミ」など1つずつ覚えておきます。
覚え方のコツとしては、特徴的な部分を見極めていくと覚えやすいです。
例えば、上図の①は五線譜の1線目の下にあるので「レ」、②は1線目上にあるので「ミ」、③は1線目と2線目の間にあるので「ファ」、④は5線目の上の線上にあるので「ラ」など。
これは私が使っていた方法の一例ですが、自分で色々理由づけしながら覚えていくと覚えやすいですよ。
そして、最終的には一目見ただけで何の音かわかるようになると、譜読みがスムーズにできるようになります。
楽譜に音符を書かない
楽譜に音符を書くと音符を覚えるのが遅くなる
楽譜が読めないうちは、上図のように楽譜に音符の音をカタカナで書きたくなりますよね。
もちろん、書いても良いのですが、私としては書くのはおすすめしません。
というのも、カタカナで音符名を書いてしまうと、その後演奏するときに音符ではなくカタカナの方を見てしまうので、音符を覚えるのに時間がかかってしまうからです。
音符名を書かなければ演奏の都度音符を数えることになるので、自然と数えなくともその音符が何の音なのか覚えることができます。
楽譜をスラスラ読めるようになりたい方は、音符の上に音符名を書くのをやめてみましょう。
ひたすら曲を練習する
・好きな曲を演奏する
・教本を練習する
最終的には、数えなくても音符を見ただけで音がわかるようになった方が良いです。
そのためには、ひたすら曲を練習して演奏しながら音符を覚えていくのが一番です。
どんな曲でも良いのですが、自分の好きな曲やレッスンで使っている教本などを中心に練習するのが良いでしょう。
もし、どんな楽譜を買ったら良いのかわからない方は以下の記事も参考にしてみてください。
音楽記号の覚え方
楽譜に登場してきたらその都度調べる
楽譜を読む際には音符以外に「音楽記号」も覚えていかなければなりません。
音楽記号には、速度記号(Largo、♩=100など)、強弱記号(f, pなど)、奏法を表す語(スラーなど)、曲奏を表す語(dolceなど)などがあります。
これらの記号を覚えるコツはありませんので、楽譜に出てきたらその都度調べるのがおすすめです。
音楽記号については「『初心者用音楽基礎知識講座』 音楽記号一覧や音楽用語一覧などなど」で紹介していますので、こちらの記事をご覧ください。
ただ、よく使う記号とあまり出てこない記号がありますので、頻出度の高い記号をいくつか紹介します。
強弱記号
pp:ピアニッシモ、ごく弱く
p:ピアノ、弱く
mp:メゾピアノ、やや弱く
mf:メゾフォルテ、やや強く
f:フォルテ、強く
ff:フォルティッシモ、ごく強く
強弱記号は頻出ですので全部覚えましょう。
fがある場合は強めに、pがある場合は弱めに、mがある場合は少しと覚えると覚えやすいです。
クレッシェンドとデクレシェンド
クレッシェンドは「徐々に大きくする」、デクレシェンドは「徐々に小さくする」という意味の記号です。
クレッシェンドには「<」で表す場合と「cresc.」の2種類があります。
「<」はその範囲でのみ効果を表しますので、上図の例では「ドドソソ」までの間を徐々に大きくしていきます。
一方、「cresc.」は次の強弱記号の指示が来るまでその効果が持続しますので、上図の例では最後までクレッシェンドすることになります。
デクレシェンドも同様に「>」と「decresc.」の2種類があります。
奏法を表す語
奏法を表す語としては、「スラー」、「スタッカート」、「テヌート」、「フェルマータ」を覚えておきましょう。
いつ楽譜がスラスラ読めるようになるのか?
上述した方法を取ったとして、いつ楽譜がスラスラ読めるようになるのでしょうか?
私の場合、1〜2年くらいでスラスラ読めるようになりました。
練習量や人による部分が大きいですが、毎日コツコツ曲の練習をすれば1年後にはスラスラ譜読みができるようになるでしょう。
譜読みに関するアンケート結果
一般の方々が譜読みできるようになるのにどれくらいの期間を要したのでしょうか?
それを調べるため、X(Twitter)により「譜読みが苦でなくなったのはいつなのか」についてアンケートをしてみました。
結果は「今だに苦労している方」が最も多かったですが、「1年〜3年以内」と回答した人は25.9%でした。
つまり、頑張れば3年以内には読めるようになる可能性が高いということを示しています。
これらの結果を参考に譜読みができるよう励んでみましょう。
なお、実際のTwitter上でのアンケート結果は以下になります。
フルート楽譜を読む難易度
フルートの楽譜の難易度はどれくらいなのでしょうか??
実は、他の楽器と比べるとフルートの楽譜はとても読みやすいです。
例えば、ピアノはト音記号に加えてヘ音記号を同時に読まなければなりませんし、サックスなどの移調楽器はピアノと合わせたりするのに苦労します。
フルートは単音ですしト音記号の楽譜ですので、フルートの楽譜は他の楽器に比べて読みやすいと言えるでしょう。
なぜ、楽譜が読めないのか?
なぜ、なかなか楽譜を読むことができないのでしょうか??
ちょっと要因を考えてみましょう。
<楽譜が読めない理由>
・楽譜を読む努力をしない
・音楽の授業以外で楽譜を見ない
・耳コピしてしまうので楽譜を見ない
・音楽記号が嫌
・記号が英語ではない
・楽譜が嫌い
・数えるのが面倒
特に、楽譜が身近ではないということと、音符をいちいち数えなければならないことが大きな理由になります。
例えば、ギターリストの方はたまに耳コピしてしまうため楽譜を読む必要がなく、演奏できるのに楽譜が読めないという方が結構いらっしゃいます。
従って、楽譜が読めるようになるには楽譜を身近なものにすることから始めるのが良いでしょう。
例えば、毎日楽譜を見ながら練習するれば自ずと慣れていくことができますね。
譜読み練習におすすめな楽譜
譜読み練習におすすめな方法は、できるだけ簡単な曲を色々練習することです。
本ブログには様々なフルートの楽譜を紹介していますので、自分のレベルや好みに合わせて楽譜を選んでみてください。
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譜読み練習におすすめなアプリ
以下の記事は譜読み練習におすすめなアプリを紹介しています。
全て無料ですので、アプリを使って譜読みの練習をしたい方はこちらの記事もご覧になってみてください。
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・
<フルート楽譜の読み方のコツ>
・基本ルールを覚える
・各オクターブの「ド」を覚える
・各オクターブの「ソ」を覚える
・特徴づけて覚えていく
・楽譜に音符を書かない
・ひたすら曲を練習する
・最終的に音符は全て覚える
・記号は楽譜に登場してきたらその都度調べる
最後までご覧いただき有難うございました。
なお、息漏れがなかなか改善できない方は以下の記事もご覧ください。
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