楽器の買取屋さんでフルートの買取を査定してもらってみた
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当ブログでは、フルートを中心とした音楽情報に関するブログ記事を投稿しています。
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フルートを買い取ってもらいたいけども、どこの業者に売ったら良いか悩みますよね。
ということで、今回は楽器買取の専門業者である「楽器の買取屋さん」に自分のフルートを査定してもらい、ついでに取材もさせて頂きました。
楽器の買取屋さんの実際の査定の仕方、リアルな本音やホームページにはない情報を聞き出すことができましたので、楽器の買取を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
楽器の買取屋さんとは
・宅配、出張、店頭買取が可能
・全国対応
・当日に現金払い可能
・最短30分で出張買取や査定の訪問可能
・出張、査定、送料、手数料が無料
・LINE査定あり
楽器の買取屋さんは、株式会社GRACEが運営する楽器買取を専門とする業者です。
全国各地で対応が可能で、宅配、出張、店頭買取ができます。
楽器買取を専門としているため、楽器の目利きに慣れた査定員さんが揃っており、正確かつ迅速な査定をしてくれるのが強みになります。
フルートを査定してもらってみた
楽器の買取屋さんでフルートを買取してもらうと、どうなるのでしょうか??
実態を調べるべく、実際に査定員さんに来て頂き査定して頂きました。
査定してもらった楽器
<査定してもらった楽器>
・カンタービレ(フルート、パール)
・プレスト(フルート、パール)
・Les Paul Special TV Yellow (エレキギター、ギブソン)
・3220(バリトンサックス、アンティグア)
今回は、私が持っている2本のフルート(カンタービレ、プレスト)と査定員さんに持ってきて頂いたエレキギターとバリトンサックスについて鑑定してもらいました。
フルートの査定
*現在の税抜き価格:2024/2時点での定価
今回の査定結果は、カンタービレが12万円、プレストが2千円でした。
また、査定時間は約5分でした。
カンタービレは私が普段から使用しているフルートで、よく手入れをしているため高めの査定額を提示して頂きました。
一方、プレストは15年はまとめに吹いておらず、メンテナンスにも出していないフルートです。
実際に査定してもらってのご意見を聞いたところ、カンタービレは特に問題がなかったのでMAX額を提示してもらいましたが、プレストはキズ、くすみ、サビが見られ年数も経過していたのでやや低い金額になってしまいました。
それらの差が査定結果に出たのに加え、これらのフルートの中古市場での人気にも差があったようです。
査定の様子
・全てのパーツが揃っているか確認していた。
・フルートのキズ、サビ、ヘコみ、くすみを観察していた。
・シリアルナンバーを確認していた。
・キィが固着していないか見ていた。
・音は鳴らさなかった。
特に、キズ、サビ、ヘコみ、くすみについて注意深く観察していました。
一方、意外だったのは音の確認はしなかったこと。
管楽器は実際に吹くとお客さんが嫌がるので音を鳴らしたりはせずに、パーツの部分から判断しているとのことでした。
ギターとサックスの査定結果
*現在の価格:2024/2時点での定価
エレキギターは8.5万円、バリトンサックスは17万円という査定額でした。
エレキギターは、全体的に状態は良かったものの裏側に若干のヒビがあったため、やや査定額が低めになったとのこと。
バリトンサックスも全体的に状態は良かったものの、一部のへこみが見られたためこの査定額になったようです。
もし、ヒビやへこみがなければもう少し査定額が上がっていたとのことでした。
ギターとサックスを査定した際のポイント
・ギター:ネックの反り具合、キズ、ヘコみ、ヒビ割れ、シリアル、ロゴを確認
・サックス:キズ、ヘコみ、サビ、ピストン、キィの固着を確認
ギターとサックスは事前にお客さんから査定して買い取ってきたものを持ち込んで頂きました。
その際に査定したポイントとしては、上記に記載した通りになります。
特に、ギターは偽物もあったりするので、シリアルナンバーやロゴをしっかり確認したとのことでした。
査定員さんにインタビューしてみた
それでは、査定中または査定後に取材した内容についてご紹介していきます。
買取の際のコツや裏事情なんかも教えて頂きましたので、ぜひご覧ください。
フルートの査定について
フルートを査定する際のポイントは?
今回、フルートを査定した際のポイントは何ですか??
サビ、へこみ、キズ、くすみ、シリアル、モデル、キィの固着具合などですね。
フルートを査定する際には、サビ、へこみ、キズ、くすみ、シリアルナンバー、モデル、キィの固着、全備品が揃っているかを確認するとのことでした。
一方、音の鳴り具合は確認しませんでしたし、タンポの状態はそこまで気にしないのだそうです。
音に関しては、管楽器のお客さんが音を鳴らすのを嫌がる方が多いということで、音が鳴るかはフルートを見て判断する、どうしても確認したい時はお客さんに吹いてもらうと。
タンポは消耗品ですし、変えれば良いのでその時の状態は気にしないとのことでした。
査定に出す前にしておいた方が良いことは??
査定に出す前にしておいた方が良いことはありますか??
事前にクリーニングしておくことですね。
査定前にしておくことは自分でクリーニングするくらいで良いとのこと。
例えば、クロスでよく吹いておく、サビが取れるようなら取っておくことです。
一方、査定額を上げようとメンテナンスに出しても、メンテナンス代がかかる割に査定額が上がらなかったりするので、メンテナンスには出さなくて良いとのことでした。
査定額を上げるには??
査定額を上げるにはどうしたら良いですか??
キズつけない、備品を揃える、キィが固着していない、保証書を取っておくと良いですね。
「フルートを査定する際のポイントは?」の項目で紹介したポイントを抑えることが重要とのことでした。
後は、ケースなどの備品が揃っていたり、保証書が用意されていると良いようです。
一方、黒ずみは関係ないようなので、事前に黒ずみ取りをしなくても良いのだそうです。
需要のある時期に売ると高く買い取って貰える??
実は、学生が購入する5月、6月は需要があるので査定額が上がることがあります🎶
査定員さんと話していた際に、プチ情報を教えてもらいました🎶
なんと、楽器の需要が高まる時期は査定額が上がることがあるのだということです、
例えば、吹奏楽部に入部する学生さんは5月、6月に楽器を購入するので、この時期は管楽器の買取のチャンス🎶
もし、急ぎでない場合は、5月、6月に買い取ってもらうと良いかもですよ🎶
査定額は中古市場の相場が重要
査定額は元値が重要なんですか??
いえ、中古市場の相場が大事ですね。
我々の感覚ですと、定価の高い楽器は買取額も上がりそうですが、一概に比例する訳ではないようです。
むしろ、中古市場として需要がどの程度かが重要とのことです。
例えば、今回査定に出したプレストは初心者用のエントリーモデルなので、中古市場にも溢れているそうです。
従って、相場が低くくあまり高額で買い取られないとのこと。
一方、カンタービレは中古市場で需要の高い楽器(売りに出したらすぐに売れるのだそうです)なので、高めに買い取って貰えるのだそうです。
金のフルートは貴金属として売った方が良い場合も??
もしかして、金のフルートは意外と高く買い取られないのですか??
今は金が高騰しているので、貴金属として売った方が高い可能性もありますね。
「査定額は中古市場の相場が重要」の項目であったように、必ずしも定価が高ければ高値で買い取って貰える訳ではありません。
従って、金のフルートだからといって高額で買取って貰える保証はないのだそうです。
むしろ、楽器としてではなく貴金属として買い取ってもらうという手もあるそうなので、楽器として売らなくても良いと考えている方は貴金属の買取業者に見積もってもらっても良いかもしれません。
楽器の買取屋さんについて
どこまでの金額ならば即日支払いできる??
どこまでの金額ならば即日支払いできるのですか??
現金受け取りを希望であれば100万円以上でも可能ですよ🎶
査定後に現金での支払いが可能であるのが楽器の買取屋さんの強みになりますので、どこまでの金額まで対応可能か聞いてみました。
普段の査定員さんの手持ちは30万円くらい、当日の現金希望であれば100万円以上でも可能と言うことでした。
一方、原則現金支払いですが、現金の支払いが難しいと判断した場合に銀行振込もできるそうです。
その際には、査定員さんも一緒に行動してくれるとのサポートぶり。
100万円以上でも可能と言うのは凄いですね。
これらなら、どんな楽器でも安心して買取に出せるなと思いました。
楽器の買取屋さんの強みは??
楽器の買取屋さんの強みは何ですか??
楽器専門である、大量の楽器も対応できる、柔軟な対応ができる点などです。
楽器の買取屋さんの強みとしては、楽器専門である、大量の楽器も対応できる、柔軟な対応ができる点を挙げていただきました。
例えば、楽器専門の買取業者であるため、査定員さんの目利きが優れており楽器の相場も把握されています。そのため、瞬時に楽器の査定額を提示することができるそうです。
今回査定して頂いた印象としても、とにかく鑑定に慣れていて楽器のことをよく知っているなと思いましたし、安心して買取を依頼することができるなと感じました。
値段がつかないような楽器の引き取りも可能か??
値段がつかないような楽器の引き取りもできますか??
もちろん、大丈夫です。
場合によっては値段がつかないような楽器もありますが、そのような楽器でも引き取ってくれるとのこと。
安心して査定してもらうことができますね。
ただ、グランドピアノなど大型の楽器で家の構造的に搬出が難しい場合は、別途引き取り料を頂く場合があるとのことですので、このような場合は事前に相談するのが良いでしょう。
査定額が下がりやすい楽器は??
査定額が下がりやすい楽器ってありますか??
電子ピアノなどの電子楽器は査定額が下がりやすい傾向にありますね。
電子ピアノ、電子ドラム、電子管楽器などの電子楽器は古いモデルだと査定額が下がりやすいとのこと。
これも中古市場の需要が関係しており、電子楽器は新しいモデルが好まれるため古いモデルの価値がドンドン下がってしまうのだそうです。
確かに、中古で古いモデルの電子ピアノを買おうとは思わないですよね。
なので、電子楽器を買取に出す際には思ったより値段がつかないことを覚悟した方が良いでしょう。
査定員さんとの小話
買取する際に意識していることは??
買取する際に意識していることはありますか??
コミュニケーションをとりながらお客様に納得して頂けるよう意識しています。
査定員さんが1番意識しているのはコミュニケーションで、お客様に納得して頂けるような買取ができるよう勤めているとおっしゃっていました。
なので、あまり強引なセールスはせず、お客様が納得されなければ無理な買い取りはしないという。
私としても、あまり強引な営業をされると売る気が失せますし、査定員さんからもガツガツした感じは受けませんでしたので、とてもやりやすい方だなと思いました。
査定は実際に見てやりたい
やはり査定は実際に見て行うのが良いですね。
やはり、出張などして実際に楽器を見て査定するのが1番だとか。
ちょっと手間かもしれませんが、自宅などに出張してもらって楽器を直接鑑定して頂くのが良いようですね。
自宅以外の出張もできる??
自宅以外の出張もできますか??
できますよ🎶
実は、今回の査定も近所の喫茶店でやってもらいました。
事前に相談すれば、自宅以外の場所や玄関先での査定も可能とのことですので、自分の要望を伝えておきましょう。
今後の買取業界はどうなっていく??
今後の買取業界はどうなっていきますかね??
メルカリなどが流行ってきていますが、基本的には無くならないと思っています。
最近は、メルカリなどを使って個人で直接売買することができるようになってきましたよね。
しかし、個人でやると、お客さんとのやり取り、搬出、送付、トラブル対応などが大変です。
その点を補ってくれるのが買取業者ですし、その辺の需要がある限り買取業は続いていくのだろうという意見を頂きました。
確かに、ピアノなどの大型の楽器をメルカリで直接売買する気にはならないですよね。
楽器の査定と取材のまとめ
・査定のポイント:キズ、ヘコみ、サビ、ピストン、キィの状態
・査定額:楽器の状態と中古市場の相場に影響を受ける
・事前準備:楽器のクリーニング
・楽器の需要がありそうな時期だと査定額が上がる可能性がある
・楽器の買取屋さんの強み:楽器専門である、大量の楽器も対応できる、柔軟な対応ができるなど
・値段のつかない楽器の引き取りも可能
・電子楽器の古いモデルは査定額が下がりやすい
・自宅以外も出張可能
今回の査定や取材で入手した情報をまとめました。
特に勉強になったのは、楽器の買取額は中古市場の相場や需要に強く影響されるため、楽器によっては元値と買取額に大きな差が生じるということ。
もし、将来的に買取を考えている方は、事前に中古市場で人気のあるモデルを買うという考え方もあるかもしれませんね。
今回の査定・取材をしての感想
今回、楽器の買取屋さんに査定や取材をしての感想としては、とにかく信頼できる業者さんだなということです。
例えば、今回はフルート、ギター、サックスと3種類の楽器を査定してもらいましたが、瞬時に査定して楽器の特徴を掴んでいましたし、取材に対しても真摯に対応して頂けました。
物腰の柔らかい方でしたし、この方なら安心して買取をお願いすることができるなと思いました。
楽器の買取屋さんによる買取の流れ
楽器の買取屋さんによる買取の流れを簡単にご紹介します。
①:楽器の買取屋さんのホームページへ移動し、電話番号・ライン・メールフォームより連絡します。
②:宅配、出張、店頭買取から査定と買取方法を選びます。
③:条件が合えば買取・支払いをしてもらいます。
詳しくは、楽器の買取屋さんホームページをご覧ください。
楽器の買取屋さんの強み
・宅配、出張、店頭買取が可能
・全国対応
・当日に現金払い可能
・最短30分で出張買取や査定の訪問可能
・出張、査定、送料、手数料が無料
・査定員は楽器専門
・査定スピードが早い
・大量、重量、大型の楽器にも対応してくれる
・どんな楽器にも対応
楽器の買取屋さんの強みを記載しました。
今回の取材で特に強みだと感じたのは、査定員さんが楽器専門で知識が豊富であることです。
例えば、私のフルートの査定はわずか5分でしたし、査定のポイントを聞くと、キズ、へこみ、キィ、モデル、シリアルなどを中心に見ており、中古市場の相場を考えて査定額を出していると的確に答えてくれました。
他の総合買取業者は必ずしも楽器専門の査定員がいる訳ではないので、この点は楽器の買取屋さんの強みになってきます。
楽器の買取屋さんがおすすめな方
・楽器を高額で買い取って欲しい方
・楽器の専門家に買い取って欲しい方
・使わなくなった楽器を引き取って欲しい方
・大量の楽器を買い取って欲しい方
・大型の楽器を買い取って欲しい方
・近所に買取店がない方
楽器の買取屋さんがおすすめな方をまとめました。
特に、査定員さんが楽器の専門であることが強みですので、楽器を高額で買い取って欲しい方や大量の楽器を買い取って欲しい方におすすめな業者になります。
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・
<楽器の査定と取材のまとめ>
・査定のポイント:キズ、ヘコみ、サビ、ピストン、キィの状態
・査定額:楽器の状態と中古市場の相場に影響を受ける
・事前準備:楽器のクリーニング
・楽器の需要がありそうな時期だと査定額が上がる可能性がある
・楽器の買取屋さんの強み:楽器専門である、大量の楽器も対応できる、柔軟な対応ができるなど
・楽器の引き取りも可能
・電子楽器の古いモデルは査定額が下がりやすい
・自宅以外も出張可能
今回は楽器の買取屋さんについて紹介しました。
もし、楽器の買取を考えている方は楽器の買取屋さんに一度査定してもらってくださいね。
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