【フルートと病気】ジストニア、金属アレルギー、難聴など。これらの病気の原因、対策について考えてみよう。

どーも、Irassaiです😎
今回は、怖い話、音楽と病気についてです😱
病気にならないに越したことはありませんが、罹患したくないのに罹ってしまうのが病気😱
音楽家がかかりやすいと言われているジストニア、金属アレルギー、難聴などについて、原因は?、予防方法は?、罹患したらどうしたら良いのか?について考えてみましょう😊
では、行ってみよう♫

この記事はこんな方におすすめじゃ
・楽器演奏をしていると罹りやすい病気について知りたい方
・病気の原因や予防方法について知りたい方
・フルートを演奏していると生じやすい病気について知りたい方
私の病気遍歴

音楽に関わる病気に罹ったことはないですが、普通の病気は結構罹ってます😱
一番厄介だったのが気胸ですね😂肺に穴が空く病気で、20代の頃は毎年罹ってました😅
症状が酷いと即入院で、自然治癒しない場合は手術です😱
基本、私は自然治癒しなかったので手術です😅右肺と左肺を2回ずつ手術してます😱
なので、病気に対しては痛いほどわかります👍
一緒に考えていきましょう😎
音楽家や楽器演奏者が罹患しやすい病気とは

音楽家や楽器演奏者が罹りやすい病気といえば、ジストニア、難聴、金属アレルギー、喉の病気(ポリープ、ガン)、精神疾患などでしょうか😅
また、身体的なケガにおいては、腱鞘炎、肩こり、首こり、腰痛などもありますね😂
ミュージシャンは体を酷使するのと、楽器によって偏った姿勢や筋肉の使い方になるので、疲労が蓄積しやすく、特有の病気になってしまうのだと思われます😥
1つ1つ見ていきましょう😂
ジストニア

ジストニアとは、身体の筋肉が緊張した時に、異常な行動や姿勢をとってしまう病気のことです😅
典型的な症状としては、痺れ、こわばり、震えなどです😱
基本的には神経の病気で、症状が出る部位による分類(局所性ジストニア、全身性ジストニアなど)と原因による分類(遺伝性ジストニア、後天性ジストニア、特発性ジストニア)があります😃
音楽家の方が罹患しやすいのは「職業性ジストニア」と呼ばれるジストニアで、同じ姿勢や反復運動を高頻度に行うことにより生じてしまう病気です😱
では、「職業性ジストニア」について深掘りしてみましょう👍
職業性ジストニア
職業性ジストニアは、同じ姿勢や反復運動を高頻度に行うことにより生じてしまう病気です😱
音楽家やアスリートなど、ある一定の動きを反復し身体を酷使する職業の方に多いようです😅
職業性ジストニアは、体の一部分に症状が出る「局所性ジストニア」であることが多く、「フォーカルジストニア」とも呼ばれます😆
具体的には、楽器を演奏する際、指や手首が曲がったり、伸びたり、こわばったりします😱
職業性ジストニアの原因
「同じ姿勢や反復運動を高頻度に行うことにより脳神経に異常をもたらしてしまう」と考えられていますが、完全には解明されていないようです😂
予防方法
一般的には「同じ動作の反復頻度を減らす」、「ストレスを溜めない」ということのようです😅
治療方法
基本的には「神経内科」に通院することです😅
一般的な治療方法としては、お薬、ボツリヌス治療(筋肉の収縮を緩める毒素を注射)、手術、補助療法のようですが、先生の指示にしたがっていきましょう😙
職業性ジストニアにかかった有名フルート奏者
ここでは、公表されている方を一部紹介したいと思います😊
上野星矢さん
何と、トップアーティストの上野星矢さんも一時期ジストニアにかかり悩まれたとのことです😱
神谷さんとの対談で明かされていますが、日々克服するために実施したことを日記にして、1つ1つ試していったようです😄
しかも、克服するのに3〜4年はかかったとのこと😅凄いですね👍
詳しくは、リンク先の動画をご覧ください😊
なお、上野星矢さんを始めとした日本のフルート奏者について紹介した記事もありますので、こちらも是非ご覧ください👍
中村めぐみさん
中村さんもジストニアを患ったことをブログにして公表してくれています😘
右手中指が無意識に内側に曲がってしまうという症状だったようで、かなり苦労されたようです😥
中村さんの結論としては「今の状態でコントロールしていく方法を見出していく」ということです😘
詳しくは、中村さんのブログをご参照ください😍
リンク:ジストニア治療奔走記
斎藤和志さん
斉藤さんもフォーカルジストニアに悩まされていたようです😅
参考にした記事には簡単にしか記載されていませんでしたので詳しくはわかりませんが、やはり色々な治療を試されていたようです😊
リンク:The Flute Online
フルートと金属アレルギー

フルート演奏者の中にはしばしば金属アレルギーの方もいらっしゃいます😅
金属アレルギーと言っても、対象となる金属、症状には個人差があるようです😥
また、大人になってから発症するケースも多いので、今アレルギー反応がなくても注意が必要です😅
では、金属アレルギーについて見ていきましょう♫
金属アレルギーとは
金属アレルギーとは、様々な金属に接触することで引き起こされるアレルギー性接触皮膚炎のことです😚
症状としては、金属が接触した皮膚に発疹、赤み、かゆみが生じます😱
パターンとしては、ピアスやアクセサリーをつけていて、アレルギーが生じることが多いようです😚
金属アレルギーの特徴
金属アレルギーは、症状が遅効的なのが特徴です😊
そのため、金属に接触した数日後に症状が出ることもあるようです😅
金属アレルギーの原因
実は、金属自体が悪さをしているわけではありません😳
金属が溶けて体内に侵入し、体内のタンパク質と結合することでアレルゲン(アレルギーの誘因物質)になり、アレルギー反応が生じるのです😂
金属が溶けるのは、金属の種類と汗が関係しています😅つまり、汗により溶けやすい金属がアレルギーを起こしやすいのです😱
フルートに使われている金属
フルートに使われる金属や素材としては、金、銀、プラチナ、洋銀、白銅、木製です😘
詳しくは、以下の記事をご覧ください😊
アレルギー反応を起こしやすい金属
ズバリ、ニッケル、コバルト、クロム、パラジウム、アマルガム、スズです😱
フルートにおいては、洋銀製や白銅製の材質のフルートには「ニッケル」が使われているので要注意です😱
一方、金、プラチナ、銀、鉄、亜鉛、マンガンは比較的アレルギーを起こしにくい金属です😆しかし、絶対に引き起こさないわけではないので、注意が必要です😅
最も安心な素材は金
金は王水という薬品でなければ溶けないので、汗では溶けず最も安心な材質と言えるでしょう😘
従って、純金製フルートは最も安心と言えます😆(もちろん、絶対に大丈夫というわけではありません)
注意したいのは、他の金属が混ざっていないかです😘
例えば、ムラマツの「24+14K.GOLD-SR」は最も金純度が高いですが、それでもキィが14Kなので、この部分だけ純度が低いです😅
このように完全に純金のフルートはないので、純度や他の金属の混ざり具合にも注意しましょう🤩
銀やプラチナも安心
銀やプラチナも安心な部類に入る金属ですので、総銀製フルートやそれにプラチナメッキを施したフルートは安全性が高いと言えます😍
しかし、これらのフルートも純度や他の金属が混ざっていないかは注意しましょう😘
金属アレルギーは個人差があるので要注意
金、銀、プラチナが安全性が高いと述べましたが、金属アレルギーは個人差があるので、注意が必要です😥
つまり、一般的には金が安全と言えますが、人によっては金に反応してしまう人もいるということです😅
金属アレルギーの診断方法
皮膚科やアレルギー科に行って検査してもらいましょう😙
パッチテストや血液検査で診断するようです😙
フルートにおける金属アレルギー対策
メッキや金属アレルギー防止コーティングを実施する
最もアレルギーを起こしやすいのは洋銀製や白銅製フルートです😅
なので、これらのフルートを使用する場合は、銀メッキを施すか、金属アレルギー防止コーティングをしてみましょう😍
金属アレルギー防止コーティングは一部の楽器店や業者が実施してくれるので、相談してみましょう😆
なお、銀メッキは、メッキが剥がれてくると効果が下がってきますので、こまめなチェックが必要です👍
清潔に保管する
フルートから雑菌が繁殖したり、サビてきたりするとアレルギーが出やすいので、清潔に手入れや保管をしましょう😊
また、汗が原因でもあるので、自信を清潔にすることや夏場に注意することも必要です😍
洋銀製や白銅製以外のフルートを使用する
経済的な問題も出てきてしまいますが、アレルギーのことを考えると、洋銀や白銅を含まないフルートを使用するのがベストでしょう😘
また、木製フルートを使用するのもアリだと思います👍
音楽家と難聴

難聴も音楽家に多い病気の1つです😅
有名なのはベートヴェンでしょう😂彼は20歳台後半から徐々に聴力が低下していき、28歳の時には高度難聴となっていたようです😥
ちなみに、ベートーヴェンなどの有名な音楽家については以下の記事で紹介していますので、興味ある方はご覧になってください😚
なぜ、音楽家は難聴になるリスクが高いのでしょうか?一緒に見ていきましょう😚
難聴とは
難聴とは、音が聞こえにくくなったり、聞こえなくなったりする症状のことです😅
難聴は、程度、難聴が生じる原因となる部位などによって色々種類があります😘
その中で、音楽家がなりやすいの騒音性難聴又は音響性難聴です😂
騒音性難聴(職業性難聴とも言う)は、工事現場や工場などの長時間の騒音により生じる難聴です😅
音響性難聴は、爆発音やライブなどの大音響によって引き起こされる難聴のことです😅
これらは呼び方は違いますが、難聴になるメカニズムは同じです😀
騒音性難聴、音響性難聴が生じる仕組み
耳にある有毛細胞が大音量により破壊されることが原因です😅この細胞は一度壊れると再生するのが難しいため、早期治療が必要とのことです😱
騒音性難聴や音響性難聴が生じやすい条件は、85dB以上の音を長時間聞くことと言われています😂
静かな会話は40dB,普通の話し声は60dB,怒鳴り声は80dB,耳元での叫び声は100dB,ジェット機の騒音は近距離で120dBくらいになります😳
オーケストラの大音量で110〜120dB、ロックコンサートでも110dBくらいにはなりますので、長時間この条件にいることは難聴リスクがあることを意味しています😂
騒音性難聴、音響性難聴の初期症状
まず、高音が聞き取りにくくなります😅
具体的には4000ヘルツ以上の音が聞き取りにくくなり、これは聴力テストで実施する音になります😘
従って、定期的に聴力テストを受診し、自分の状態をチェックすることが重要になります🤩
予防方法
基本的には、大音量の環境に身を置かないことです😁
しかし、音楽家の方々はそうもいかないと思いますので、耳栓などを利用するのが良いです😘
最近では、「イヤープラグ」という製品もあります😊イヤープラグとは、自然な音質のまま音量を下げることができる耳栓のような器具です😊
これらの製品を使って、予防していきましょう♪
フルートと肩こり

最後は、肩こり、首こり、腰痛ですね😅
フルートの構えは決して体に良い姿勢ではないので、身体の色んな箇所に負担が生じます😅
予防策としては、長時間の練習を避ける、適宜ストレッチをする、運動を取り入れて筋力をつけるなどです😙
そして、私がおすすめしたいのは鍼灸院です😍
実はとある鍼灸院に月に1回通ってまして、鍼治療で肩こりと首こりをとってもらうのですが、抜群に効きます😁
鍼灸院は先生との相性があるのですが、コリに困っている方は鍼灸院に通ってみるのも良いと思いますよ😚
参考文献
(ジストニア)
(金属アレルギー)
・なんぼや
(難聴)
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・・
・音楽家がなりやすい病気は、ジストニア、金属アレルギー、難聴、喉の病気、精神疾患など。
・職業性ジストニアは、同じ姿勢や反復運動を高頻度に行うことにより生じてしまう。
・アレルギー反応を起こしやすい金属は、ニッケル。
・音響性難聴が生じやすい条件は、85dB以上の音を長時間聞くこと。
最後までご覧になって頂き有難うございました😍
フルートを始めたい♫上達したい方へ
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