【絶対音感メリット・デメリット】音楽をする上で絶対音感はあった方が良いのか?

どーも、Irassaiです😎
「絶対音感」と聞くと、「すごい」、「羨ましい」、「身につけたい」と思いませんか??
私は絶対音感がないので、羨ましいと思ってしまいます😓
しかし、実は絶対音感について、デメリットや反対意見もあるようです😓
今回は、絶対音感とは、身につく時期、トレーニング方法、メリットやデメリットなどを紹介し、いろいろな考え方を通じて、絶対音感について考えていきたいと思います👍
では、行ってみよう♫

この記事はこんな方におすすめじゃ
・絶対音感について知りたい方
・絶対音感のメリットやデメリットについて知りたい方
・絶対音感についてある色々な意見を知りたい方
絶対音感

絶対音感とは
絶対音感とは、「他の音と比較することなしに、音の高さが何かがわかる能力のこと」ですね😎
単純に言えば、ピアノでドの音を出したら、音を聞いただけでその音がドであると当てられる能力です😊
絶対音感を持っている人に聞くと、考えるとかなしでドの音が聞こえたらドだと反射的にわかるようです😓凄い能力ですね😓
一方、似たような言葉で「相対音感」という言葉もあります🤩
相対音感は「基準音に対して、次に聞こえてきた音の音程差を正確に判別できる能力」のことで、例えば、ドの音を聞いたら、次になった音がわかるということです😎
絶対音感にもレベルがある
一口に絶対音感と言っても、ピンキリのようです😆
例えば、物の音が鳴っただけで、それがドレミファソラシのどの音かわかる方もいれば、ピアノの白盤の音のみわかる方(黒盤はわからない)もいるようです😘
これは幼少期の音感訓練に差があるためと考えられています😆
例えば、絶対音感の訓練は3歳〜6歳が効率的と考えられていますが、その時期より遅い時期に訓練した場合、完全な絶対音感にならなかったりするようです🤩
絶対音感は生まれつきなのか?

「生まれつき」という説は未だに実証されていないようですが、「絶対音感は訓練により身につけることができる」ことは実証されています😎
「生まれつき」と考えられる人の中には、知らず知らずのうちに音感の訓練をしていて絶対音感が身についたことを認知していなかったパターンは多いようです😓
その理由は、絶対音感のことを知らない、身につけることができる時期が限られている、絶対音感を持つ人が少ない、などが考えられます😎
絶対音感は何歳までに身につくのか

一般的には3歳〜6歳のうちに音感の訓練を行うと絶対音感が身につきやすいと言われているようです😊
数々の研究によりこの結果が導かれていますが、シンプルな事実として、「幼いころから楽器を始めた人は絶対音感を持っている割合が高い」ということがあります😁
例えば、シアマック・バハールらは612名の音楽家に対して、絶対音感の有無と楽器を始めた時期を調査した結果、4歳未満で楽器を始めた人が最も高い割合(40%)で絶対音感を持っていたそうです😙
なぜ、大人は身につけることができないのか
では、なぜ年齢が上がるにつれて絶対音感は身に付かなくなっていくのでしょうか?
こちらも様々な研究により実証されているようですが、結論としては「相対的に音程をとらえる方がスマートだから」ということのようです😎
絶対音感は「他の音と比較することなしに、音の高さが何かがわかる能力のこと」なので、音を絶対的な値としてとらえる単純なことと考えます😆
一方、相対音感は相対的に音程をとらえるため、周囲と比較して物事をとらえます😁こ
のやり方の方がスマートであると一般的に考えます😊
人は、よりスマートに効率よくなるよう成長するので、年齢が上がるにつれて相対的に音をとらえるようになるのだそうです😁
その結果、相対的にとらえる力が向上し、絶対的に音をとらえる力が衰えてしまうため、絶対音感が身につきづらくなってしまうのだとか😓
やや難しいですが、人間の頭のメカニズム上仕方がないことのようです😓
絶対音感トレーニング方法

絶対音感のトレーニング方法は色々あるようですが、ここでは有名な「江口式絶対音感プログラム」の概要をご紹介したいと思います😎
このトレーニング方法は、基本的に和音を使います😎
最初は、Cコードを覚えます😆
Cコードの音を覚えて、色んなコードを聞いた中からCコードが聞こえたら「アカ」と答えます😘
ピアノで出題する場合は、Cが聞こえたら赤いハタを持って上げるということをします😘
これができるようになったら、次のコードを覚えて同じことを繰り返していくというトレーニング方法です😆
この訓練の特徴は単音を使わないことなのですが、ここが重要なポイントです😘
単音を捉えようとすると、相対的に音を捉えようとしてしまうようで、これが絶対音感の向上を邪魔するようで、それを防ぐために和音を利用するのだそうです😆
詳しくは「新・絶対音感プログラム」という以下の著書をご覧ください👍
なお、絶対音感ではないですが、音感のトレーニングができるアプリを紹介した記事もありますので、良ければこちらもご覧ください👍
絶対音感メリット・デメリット

ここからは絶対音感は持っていた方が良いのか??について考えていきたいと思います😎
絶対音感のメリット
まず、思いつくままメリットを考えてみます😎
(メリット)
・自分の音(声や楽器)の音程を修正できる。
・他の人と音を合わせられる。
・耳コピできる。
・音程が合っていない人や楽器を修正できる。
・音大入学試験に有利
・音感について努力する必要がない。
個人的には、フルートをする際、同じ音でも微妙に音が高くなったり低くなったりします😘しかし、私は絶対音感がないので、対処が難しいのですが、、絶対音感があれば自分でその違和感に気づき修正することができると思います😆
基本的に絶対音感はメリットこそあれ、デメリットなんてないように思えますが、意外と反対意見もあるようなのです😓
では、次にデメリットも見ていきましょう♫
絶対音感のデメリット
(デメリット)
・移調楽器に弱い。
・他の人(楽器)に合わせる場合、合わせるより音程を正しくすることを優先してしまう。
・ピッチが違う古楽器などが苦手。
・相対音感が育ちにくい可能性がある
どうやら、A=440の音程からズレると気持ち悪く感じてしまうようです😓
なので、移調楽器や古楽器は譜面と実際の音がずれていたりするので、かなり気持ち悪いと😓
絶対音感は持っていた方が良いのか?
絶対音感の反対意見に「相対音感の方が良い」という考えがあります😎
これは音楽は単音ではなく相対音高により作られているからという理由です🤩
また、欧州の音大では絶対音感の方が相対音感よりも優れているという考えはないようです😅
また、他の意見として「絶対音感は音楽的能力の1つ」というのもあります😊
絶対音感があれば良い音楽家になれるのではなく、リズム感、拍感、相対音感、表現する力など、総合的な力が必要で、絶対音感はその中の1つであるという考え方です😘
絶対音感は一度身につけると忘れないようで、絶対音感があると相対音感が身につきにくくなるという話もあります🤩
私としては、絶対音感を理由なく身につける必要はないと考えます😎
それよりも、音感は音楽的能力の1つと考え、総合的に音楽力を伸ばしていくことを考えていくのが重要ではないかと思います🤩
まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・
・絶対音感:他の音と比較することなしに、音の高さが何かがわかる能力。
・絶対音感が身につく年齢:3歳〜6歳
・絶対音感のトレーニング方法:和音を用いた「江口式絶対音感プログラム」など。
・メリット:音程を合わせられる、耳コピできるなど。
・デメリット:移調楽器に弱い、音程を正しくすることに意識がいってしまう
最後までご覧になって頂き有難うございました😍
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